盛岡の地
澄んで高い水色の空のもと、色づいた川岸の樹々が美しく映えています。織りなす山々も紅く黄色く彩られています。盛岡に着き、晩秋に彩られた街がいつにも増して愛おしく、この地に来させて戴くようになってからの月日に心馳せました。東日本大震災後に高麗さんが復興支援の道を拓こうと盛岡に拠点を作られたことで、私たちも来させて戴けるようになったのです。これほどに美しく胸に沁みる晩秋も、巡る季節の美しい彩りも、盛岡に拠点を作って下さらなければ知ることもなく生きていたのでしょう。この地で出会い、今も来る度にお訪ね出来る場所があることも心底嬉しく、決まったばかりの1月の盛岡コンサートチラシを先ほど早速お届けしてきました。高麗さんより、銀河鉄道の音がすることを伺い、既にそわそわと再会を待つ高揚が始まっています。
日々日々の尊い、ものすごい経験の数々を、心よりありがとうございます。コンサートにて明らかに空間が変わり体がガラリと変わる、まるで新しい瞬間を経験すればするほど、その新しい経験の中身を表現することが出来ません。。ましてや何が起こったのかなど、高麗さんの表現を伺い読ませて戴いて、やっとのことで「そうだったのか・・・」と繋がってくるような状態です。何度も下書きを書いてはみても、経験に比して成長していない言葉に自分でも呆れて投げ出してしまうことの繰り返しです。あらわされている新しい世界への畏怖の前に、表現が拙いことは恐ろしくもあり罪とも感じます。それでも確かに、伝えたい気持ち、どんなにか表現したい気持ちは内にあり続けると、この度の仙台コンサートに向かう日々の中で身をもってわかりました。そうであれば、鍛錬よりなく、これからに向かうよりありません。。。盛岡での応用コース、ビデオ講演会、そしてミーティングをありがとうございます。本日も、どうぞよろしくお願いいたします。