盛岡にて
今月も盛岡に来ることが出来、とても嬉しく感じています。かなり疲労困憊しておりましたが、東北センターでのピアノの音色が優しく深く身体中に沁みわたり安らぎました。ありがとうございます。
応用コース、死についてのでは、とても重要なことを凝縮してお伝え下さったようで、射程距離の長いグリーンの子供達を生かす環境を創るようちゃんと生きようと気持ちを新たにしました。高麗さんの講演会、ビデオ講演会は、いつも感じていることで俗な表現で申し訳ないですが、先生の講座の後、直ぐに気がついたことを的確に話す事ができる高麗さんの知力の高さに畏れ入っています。
ディサービスのお話は身につまされました。こちらも素晴らしい空間となりましたが、スタッフの問題も露わになっており、当然私の在り方も日々問われているようです。食事はレストランを経営しているインドネシアの女性オーナーが、20年日本人の姑に鍛えられたという和食を提供して下さっています。最初は味が濃いだの酢物が欲しいだのいろんな事をスタッフが言っていましたが、努力をして下さり、今は美味しくなり評判も上々となりました。農家に嫁いだ方で、朝起きるとディの為に今日はこの野菜を使おうとか、いろんな閃きがおきるそうです。また、ディの前にある病院の婦長さん看護師さん達をはじめ、いろんな方々に試食して頂いておりますが、皆様、まず器に感激されます。このコーヒー売っていますか?と尋ねられます。そして制作者の高麗さんに関心を持たれます。ディに行くのを今まで拒否されて方々もお試しに来て下さいましたが、ディサービス高雅は行くと言って下さいました。また、恵まれていると感じるのは、コンサートにお連れした方々や講演会にご参加下さった方々が、音楽、映像、カーテン、器等、絶賛して下さり、スタッフに「こんなにいい所で働けて幸せやね」「このカーテンの素晴らしさがわからんかね」等々言って下さり、また一生懸命宣伝して下さっていることです。正直なところ、いだき講座を受講してないスタッフの限界も垣間見えています。
先に向かう力は確かに強くなっています。「いだき空間」のディが出来ましたことは大いなるチャンスですので、体力をつけ邁進して参ります。本日の語る会も宜しくお願い申し上げます。ありがとうございます。
塚崎知美