秋風に吹かれて
盛岡での、応用コース、死について、講演会、ビデオ講演会に参加させていただき、ありがとうございます。
盛岡にいる不思議を改めて感じます。来月は来れないことから、毎月来ているんだと実感します。1998年の12月、盛岡での講演会は高麗さんにとっては特別な講演会で、その時のご縁の方が山田町につながりと、お聞きし、私が初めてお会いしたのも生まれて初めて来た盛岡のその時の講演会だったのです。大阪に住んでいて、大阪の講演会にも何度か行っていましたが、直接高麗さんにお会いできたのは盛岡でした。その場面は今も覚えています。人生は不思議だと、つくづく感じます。
応用コースでは、射程距離の長いことをお話下さいました。やり続けられるように工夫することは、いだき講座を受け、東京に来て、ケーキ屋さんを手伝うようになった時に意識に上りました。「やめないことを決めて、このお店を始めた」とシェフに聞いた時に衝撃的でした。私は何度も何度も繰り返し、この言葉の意味を考えました。それまでの私は、ダメならさっさと辞めることしか知らなかったので、「辞めないことを決める」という言葉を聞いたことがありませんでした。今は、知っています。息をしている限り続けること。続けて良くなっていくように考え、工夫し、越えていくこと。ころころ気持ちが変わる人たち、条件次第の人たちはあてにはできません。介護の仕事を始めた時に、せっかくやれるようになって、辞めていく人たちがいることがとても嫌でした。落ち込み、傷つきました。人はあてにできないなぁと、うんざりした気持ちになりました。せっかく増やした人が減っていくのは痛手です。利用者さんに申し訳ないのは当然です。せっかく始めたのだから、やり切ったら良いのにと残念でした。しかし、その時に、私が人を頼っている気持ちがあることに気がつき、間違ってると気がつきました。私は1人でもやろうと決めました。自分が始めたことだから、1人でもやり続けよう。人が辞めることは、私には関係のないことです。そう決めてからは、一緒に働く仲間は増え続けています。今は辞める人たちに、辞めないように説得することもしません。おかしいな、と感じることを言うこともありますが、本人が気がつかなければ意味もないので、最近は言わないです。本音であれば、犠牲もなくみんなが良くなっていきます。全てが生きるのが自然の摂理、本音のすごいところです。自分勝手なことをやると、私の場合は成っていきません。現象が教えてくれます。内的環境が、外的環境とは本当に理にかなった仕組みです。チケット販売では、24時間チームを名乗ってから、より多くの人に伝えられるように動き、最近は少しずつ買って下さいます。嬉しくなって調子に乗った矢先に、風邪をひき、仕事では大きなミスをしました。目先のことに浮かれるから、コケるのです。マンガのようなバカさで、射程距離が短いことの現れです。
死について、では、やはり自分のこととして「死」を考えられてないので、今日は遺書を書いてみました。まだ、今日書いたのは表面的なので、何度も考えてみます。いつかは、わからないけど、必ず死ぬ。死ぬ時にジタバタしないように。書くことでわかっていくことを、続けます。問いを発せられるか。たまにサボってしまうので、ダメです。高麗さんの講演会では、本音のわかり方を教えていただき、正確な言葉で認めたり、わかったりすることが前に進むことで、いだき講座を受けた人だけの特典です。なんとすごいことでしょう。この場に居られることを、もっと生かせるように。ありがとうございます。