盛岡にて

Photo by Keiko Koma

盛岡に着きました。風は気持ちよく爽やかです。美しい月が迎えてくれました。高句麗伝説を前に、魂も迎え入れてくださっていることを感じます。昨日のコンサートにて、「私」とし生きるよりない社会で生きることの苦しみを生命をもって分かり、今日は新たな人生を生きていけます。体の痛みも苦しみも抜け出してきました。昨日は本当に苦しかったです。２２日の岩手、２４日多賀城、２９日の狛江での「高句麗伝説」動員が動かずに、目の前に壁が立ちはだかっている状態が苦しくてなりませんでしたが、壁は打ち破られました。やれること、やることをやり尽くし、当日を迎えます。人生においてこれほどのチャンスの機会はないと考えます。生命の内に受け継がれた歴史が紐解け、解放され、真の自分で生きていける真の人生の始まりです。魂目覚め、一瞬にし自分が生まれた意味も何をするかもわかる瞬間が訪れます。どんなに探し求めても得られない瞬間です。他の何をしても得ることの出来ない生きる上で最も大切であり必要な経験ができる場に身をおいていただきたい気持ちで、お誘いさせていただいています。昨日のコンサートもコンサート前にまさかあんなに苦しくなるとは考えもしませんでしたが、他者や社会に対しての「私」で生きることがあんなにも苦しかったのかと自覚しました。ピアノ演奏を聴きながら、幼い頃に癇癪の虫が強く、気が狂いそうと感じていたことを思い出しました。他者や社会に合わせなければ生きれない苦しみが爆発するのだと感じています。その内、自分を押さえ込み、押し殺すことになることも見えるように分かりました。そのことがコンサートにて解放され、この社会で自分を表し、実現できる状態を経験させていただきました。夢のような経験です。今後はより自由により自分を表し生きていけるのです。成長する愛も感動しました。生命はひとつにつながっているので、愛が広がっていく光景が見え、感動しました。愛を括るとはとんでもない間違いです。愛は世界に広がるのです。経験できたので生命でわかることができました。「私」も「愛」も括られずに空間とひとつで生きていけるのです。生命の働きであり法則であるとわかると、人間の生き方は生命の法則に逆らっているので、苦しいのだということもよく分かります。人間とは何かを探究され、答えを見出された先生にお会いできたからこそ、わかっていける真です。生まれてきて良かったと感謝よりありません。明日も東北センターにて生きる上で最も大切な「存在論」応用コースを経験させていただけますことに感謝します。そして盛岡での「高句麗伝説」へと向かいます。皆様と共に経験できますことを願います。ありがとうございます。