盛岡での一日

早朝より、伊丹から飛行機で盛岡へ着きました。離陸時より、最高の景色、この世のものとは思えないような雲海、山々、海の輝き、川の光、富士山のシルエット、見せて下さっているという気持ちとなりました。まさに大自然です。今月も来れて良かった東北センターです。先生の講座のお話の、養老孟司先生の著書から「動く事への質問」の答えにて参勤交代が動く事とお聞きし、東北、東京、京都、高知と動く場があることがありがたいです。

講座で質問された方のお話は、今の自分の課題でもあります。私は介護の仕事、ケアマネジャーの仕事もしています。介護保険の制度上ではケアマネジャーは必要な資格ですが、社内ではケアマネという仕事は必要ないよね、とスタッフと話していた所でした。理由は介護が必要な人のサービスが上手く組まれて、回っていけば良いだけ、各サービス事業所が調整しやって下さればいいだけで、ケアマネありきではない話をしていました。ご利用者さんや家族さんの気持ちに寄り添い、気持ち通じ合う関係が仕事です。居宅を訪問し、いろいろな話をします。知り合って数か月の人も「また来てね。」と送り出してくださる言葉に嬉しさを感じます。大好きな仕事です。ここが原点、これからもケアを生業としていきます。尊い東北センターの催しに感謝いたします。　渡邊典子