発光
京都コンサートにて、表層の頭の世界では決して到達し得ない清らかな流れに出逢いました。
深い、深い、こんなに深いところがあったのだと初めて足を踏み入れる世界でした。
何もない広大な内面に音が深く届いています。
ひとりひとり身に纏っているのはこの世で身につけた頭であったり疲労感や苦労であったり、分厚く汚れた衣を脱ぎ捨てると、たくさん輝いている子どものような魂に語りかける神の存在が在りました。こんなに美しい光なら争いはなく愛が芽生えます。
人間の表面を覆っているものは何なのか?と心底不可解な気持ちとなりますが、この世の中で生きているだけで美しい球体の光とは程遠い塊となってしまう悲しみを感じます。
困ること、嫌なこと、嬉しいこと、全ては気付き変わる機会を下さってありがとうございますという感謝へと変わって行きます。
何もない広大な内面の中に必要なものは全て持っていて満たされているまっすぐな愛の内面が広がりました。この世で物質的に満たされていることはつまらないだけで、本当に何もないところに人間としての気付きと学びが溢れています。それが怖い故に資本主義から誰も抜け出せなかった長い歴史を変えて下さり、新しい流れのなかでひとつひとつ学び、変わり、生きていけます。
ありがとうございます。