異質な奈良にて
奈良高句麗伝説での音の雅で芳しいことに毎回魂を揺さぶられます。高句麗と近く、高句麗人が古都の礎にあり今、奈良の奥深くに息づいているセンスの豊かさに音と御言葉により出会え、人間になっていけるのです。神々と人間の新しく生きる場が構築されていくような音、御言葉でした。今と古と時間の無い世界が交差し、現れ、生きる世界が示されます。香りまでも古いものと新しい世界と別れ、真と嘘も分かれ、新しいものはどんどん新しく、古いものは古くなり行く時に全てが融合する世界も在り得ることを知ります。地層で繋がる国の新たなエネルギーは宇宙と通じる地から生まれ、水に依っても風に依っても木や土に依っても、人の命に依っても拡がる始まりの経験をさせていただきました。
奈良にいるとペルシャやシルクロードを感じる音、詩、舞台衣装のお着物に出会え源に立ち返る体感であり新たな世界に生きるいのち拡がります。
三日間誠に有難うございます。