生命の洗濯
先生、何をなさっているんですか?それが第一部を終えたときの体内の声でした。いままでにないコンサートだと感じました。これまでもコンサートを経験してきていますが、まったく違う体感で、第一部の中盤以降から苦しさが続き休憩時間も抜け殻のようにぼんやりしました。それほど経っていないのにとても久しぶりのコンサートとも感じてしまいました。よほどここ数日の過ごし方が良くなかったのか、これまで普通だったことも、同じようにしたらかなりの痛手を負ってしまうのか・・・そんなことを巡らせましたが、そんな自分だけのことではないもっと全体的な苦しみであったかもしれない可能性を高麗さんの書き込みで知りました。第二部では、同じような苦しさが続きながらも後半、体の大掃除をしていただいているのを感じました。洗浄水に浸したゴムのワイパーのようなもので背中の内側をこすって洗っていただいているようで恐縮しながらも汚れが流れ落ちていくようでとても気持ちよく、洗浄がすむときれいになった肉に、骨に、光が降り注いであふれ、満ちていきます。繰り返しとなりますが高麗さんの書き込みを読み、なるほど、コンサートではそういうことが起きていたのかとわかりました。京都にいながら東北にいるとき以上に東北を感じるような瞬間もあったような気がして不思議でした。ありがとうございました。