生命の変わり目
東北センターでの一日を有難うございます。決して毎月同じではなく、現代に失われている存在論を深めるのに東北ほどの場所は無いと実感しています。
最近新しくなり変化し続けている頭には高麗さんの講演会のお声が痛いほど真っ直ぐに響きました。胸の中で鳴り響くほどに、距離を関せず良く聞こえます。1日の変化が凄まじく、今に集中できる恵みを命いっぱいに感じるのです。
人間の存在が明らかになることとは、普通に生きている状態でひとつのことや仕事、地域に捉われているところにはないことをとてもよく分かります。コンサートの時など、力が抜けきって正に何も考えていないときの冴え方に重点を置きこの現実を生き始めたら、そこでは人は無限に成長出来ることに無上の喜びを抱いています。今まで、人間が、対象化する事での喜びに慣れすぎて麻痺していた呪縛から解かれたような最近です。知ってることの範疇で争うような男女の在り方も良く見えてきます。だからこそ、最近表現していただいている無知の知が全体的に必要なのだと分かりました。
年が明ける前に、嘘と存在の本来性が逆転していく今の一日一日の尊いことに感謝と喜びばかりが溢れます。