生命の光の向かうままに
5日の新宿でのコンサートで、メッセージのお言葉「「縦の関係」から「横の関係」へ」をお聞きしまして、私の生命は光に向かって伸びる植物のように、横の関係へと光の道を見出し、向かっていることを感じています。物心ついた頃からその中に嵌められ、その方向しか見ることが出来ず、その方向しか生きる道が無かった縦の関係でした。先生の演奏は先生の生命そのもの、愛・・と今、分かるのです。愛の只中に受け入れられ、愛が、長い長い縦の関係の呪縛を解き、自らの生命の光を表して下さり、光のままに生きられるようになりました。長い長い呪縛から解放されて今、自らの生命の光の向かうままに、ようやく人間として生きることが始まりました。縦の関係の中での苦しみについて考えようとして、そのことを何とか表現しよう、しようとすればするほど、生命の流れに逆行している苦しさがあるのでもうやめました。生命のはたらきに反することはやめます。
今年のお正月に先生が搗いて下さり、戴いたお餅は「愛の餅」だったと、不意に思い出しました。愛の餅は頂いた後、体の外へ出ることはなかったのです。愛の餅は光の粒子と変わって体中を巡り続け、生命の奥深くまで浸透し続けての今・・なのだと気づくのです。
ようやく表現することが出来てほっとしています。今、愛にいだかれ光のままに、光の方向へ、光の方向へと永遠に、生命は向かいます。先生、有り難うございます・・という言葉では言い表せないけれど、でも「先生、有り難うございます」と表すよりありません。