生命のはたらき
2月のアントレプレヌールサロンを経て、昨日は春を迎える日にヤマハコンサートに参加できました。いつもありがとうございます。
アントレプレヌールサロンを経てのコンサートは先生がピアノに向かわれている先生の存在にただただ凄いと感じるばかりでした。左手から低い一音がドーンと生み出されるときの衝撃の音に先生の存在が顕れ、どこまでもつづく黒鍵と白鍵がまるで蛇腹のように目にもとまらぬ手の動きから繰り出される超スピードの演奏は、とても人間が弾いている手にはみえないと感じていたとき、先生が顕れている今の時代のスピードをやっと感じることができました。今日も、朝、店の売り上げと両替をするための銀行に向かうとき、マンションの建設工事に携わる人と自転車ですれ違う一瞬に目があうとき、それはほんの一瞬のことですが、とても和らいだ目線を感じ、あれっ、なんかいつもと違う、、と感じ始まる朝です。そして銀行からの帰り道には自転車をそれとなくよけてくれる人の優しい体の動きを感じ、昨日のコンサートで先生の演奏の超スピードの動きが早くも顕れていることを感じました。意図していなくてもごく自然に顕れている変化の速さをやっとわかっていけるコンサートの経験です。アリランを感じる旋律はとても豪華で華やかな自然からの大地の恵みを感じ、愛のなかに共にある哀しみは純粋な水の流れのように美しく、自然に涙が潤んでしまいます。愛の旋律はどこか遠い子供の頃の純粋な気持ちに触れていくようで、悲しいのとは違う涙が滲みます。懐かしく愛おしく、大きな存在に包まれていく愛の調べはいちばん望んでいる命の要求です。アンコールの手拍子はどんどん迫力をましていくようで、昨日は、アントレプレヌールサロンの、事という、生み出す力を感じながら胸の前で手を叩きました。愉しかったです。
店の営業は厳しい時ですが、生み出すこと、能力を高め、価値をあげていくことをわかっていけるこのときに、どのような命の働きを持って取り組めるのかにかかっていく時代と受けとめ、その力になれることを目指していきます。
ヤマハコンサートをありがとうございました。