生まれつきの感性に意味つけられた言葉を
昨日の京都コンサートに参加させていただきました.第一部のコンサートメッセージを伺って、「生まれつきのままの言葉をとりもどせるのか」と、その時を待ち望みました。
コンサートが始まると直ぐに、心地よい痛みを伴うエネルギーが骨の髄まで響き、ただ心地好く、その体感ばかりを感じ感情の波は全く感じず、言葉にも出来ませんでした。しかし、第二部にてあるフレーズが立ち現れた時、まるで桜の花びらが雅やかに風に散る様のようだと感じると、「ああ、優しい光」とほのかなピンク色した春の光に身を包まれたと感じ、お会いしたことのない、いだきしん先生の奥様、晴美様にお会いしたように感じ、励ましていただいたように感じて涙が溢れました。その瞬間、「私は人に嫉妬する嫌な人間だ。そしてそれを取り繕う汚い人間だから、晴美様のような美しい方にお会いできるはずがない」と自分をジャッジし感じたことを打ち消しました。しかし、いだきしん先生の即興演奏は、私がネガティブな思いに留まることが出来ない程に新しく新しく強く美しく優しく流れ、ネガティブは去り、意識に上って苦しみ続けるということはなく、優しい春の光に包まれ続けました。そして次に始まったフレーズは、「壮大。力強い。明るい神様だ!」と感じて圧巻でした。その時の音といだきしん先生のお姿を思い出すと、今もその響きが胸にあると感じます。この先日常で、この感じが心臓に現れた時、この存在にお会いしているのかもしれない…と予想が生まれましたが、結果はいかがでしょうか。
昨夜のコンサート直後は、体験した事をピッタリとした言葉に出来ず、もどかしさだけがありました.コンサートから一夜明けてようやく、昨日のコンサートの経験を文章で表現できてホッとしております。いだきしん先生のおかげをちゃんとわかって人に明確に伝えたいので、言葉に出来ると大変嬉しくなります^_^また、今回の期間の経験から、「自分が感じていることは、たとえ向き合っている家族や友人や、世間の常識と覚えたことからズレていて、人から変だと思われたり、叱られたりする事が怖くなっても、感じる事を否定する必要はなく、絶対的に肯定してこそ自分の生命力は力強く流れ、自分を推進する」という考えに勇気が加わりました。同時に、今介護現場でお会いしている利用者様が「これをしたい!」と感じていることは、その方の生命を推進する力になるから、打ち消す方ではなくて叶える方にサポートしたい、それが生きる力を支える介護になると考えます。その考えはもちろん、これまでいだきしん先生や高麗恵子さんがお話しくださった、愛を実現していくお話を伺いながら憧れてきたことでもあります。矛盾なく人間が生きられる社会が実現できる人生を生きられることに、感謝いたします。それから、この度のコンサートにて、私が誕生してから初めて出会った物事に、初めて感じた気持ちから生まれた言葉を、そのまま使えるように生きられるとは、その奇跡的なことが分かる今、大変ありがたく嬉しく感じます。
今朝高速バスで、京都から仙台まで、北陸経由で舞い戻りました^_^仙台は溢れるような観光客で賑わいつつも、別次元の広い空間に吹く風も同時に感じて爽やかです。
本日の晴美様のご命日は、仙台の自宅にて迎賓館コンサートをライブ視聴させていただきます。
幸せだと感じます。ありがとうございます。
高橋陽子