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生の思考


生き方のあり方なのか、それとも別の何かなのか。人が人でなくなっているように感じる出来事がありました。

昨日、車の免許更新のため、七北田にある免許センターを訪れました。そこでは、まるで工場のコンベアに乗せられたかのように、人が次々と誘導されていく感覚を覚えました。

「次は何番、次は何番」と流れ作業が続き、そこに会話らしい会話はほとんどなく、どこか殺伐とした空気が漂っていました。

私は、これまで使ってきた免許証を手元に残しておくのが好きで、その旨を伝えてみたのですが、その希望は後回しにされるように、事務処理だけが淡々と進んでいきました。ここはまるで……と、言葉を失う思いでした。

交通違反をしてしまったため、二時間の講習を受けることになり、映像と筆記によってその時間を過ごしました。その最中、学生時代に味わった、「時間を拘束され、退屈だと感じながら受けていた授業」の記憶が、まざまざと蘇ってきました。

一方で、最近のニュースで今年ノーベル平和賞を受賞した二人の男性のコメントに、「好きなことをとことんやった結果」という言葉がありました。

その言葉に触れ、好きなことを探求し続けることによってこそ、人は自分の生きる意義を見出していくのではないかと、あらためて感じたのです。

今日は、コーヒーセレモニーに参加することを決め、高速バスに乗りました。しかし走行中、福島・矢吹付近での車両火災により交通渋滞に巻き込まれ、気持ちは大きく揺さぶられました。

紙に思いを書き出しながら苛立つ自分を見つめ、「このエネルギーは、戦争前夜に加担してしまうエネルギーと同じではないか」と感じ、必死にそれを回避しようと、ただ紙に書き続けました。

那須・須賀川での十分間の休憩で、ようやく深く息を吸うことができ、安堵しました。

自分のあり方や、他者に対して覚える違和感は、単なる人との差ではなく、もっと根源的な問いなのだと感じています。

その時、その瞬間どうするか!なにか内にあったとして、そこからどうするかだけです。まずは向かいます。ありがとうございます。

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