KEIKO KOMA Webサロン

生きる


連日のコンサートをありがとうございます。

昨日は意識的に直そう、変えようとしていることに疲れきっていました。今朝の雨の音は内面を清め洗い流し身体の奥に流れる清流を辿っていくとどんどん透明になり空間に溶け、自然とひとつ、さらに宇宙に通じ、自分の中には運命はないと感じました。運命がないということは生命の中心は宇宙に通じいだきに通じていることを感じ、生きているとはこのことと感じました。内面に傷痕のようにして残る過去と新しい生命が徐々にはっきりと分離し始め、運命のない完全な新しい生命になる手がかりを模索、経験し始めているように感じ始めます。生き方を身につけると言うのは容易いですが、それは真剣な鍛錬のいることと痛感します。自分で見つけ身につけるよりない、生きるとは厳しいことを感じます。今日もその鍛錬の場に出掛ける心づもりでした。身体の中を流れる清流を辿っている時自然の生命が新しく変化しているのと同時に人間も新しい存在に変わっているのだろうかと感じ、一度作り上げてしまった世界から用意に抜け出せない変化できない私も含め人間はこの先どうなっていくのだろうかと考えていました。

今日のコンサートでもいろいろなことを考えていました。どう生きるかを様々に考えていました。時は今、今の連続の中にあり、過去はいろいろな思いや気持ちを残し今にあることを感じ、自分の魂も連なる魂も全ては今の中に溶け合っていることを感じていました。新しいことを始めても、新たに人と出会っても、過去を繰り返し癒えない傷口からさらに傷を広げていくようなそのような人生は断ち切りたく、ピアノの音と空間と一体になる内側に集中しました。自分には近く新たなる選択や決断の時がくるように予感します。易々と魔物に取られるようなそのような生命であってはならないと思うのです。その不安と恐怖を断ち切りたいと願っています。自分を鍛え自分を変えていける機会のあることに心より感謝いたします。

ありがとうございます。

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