KEIKO KOMA Webサロン

生きていける世界


明けましておめでとうございます。

琵琶湖の高句麗伝説に自宅の部屋から配信で参加させていただきました。

1音目、『この時を待っていた』、、、天と地と繋がり、画面に体全体釘付けになり、やっぱりこちらの世界以外に生きる場は無いと拓かれる空間に畏怖しました。普段の暮らしがどれだけ聖なる空間と離れているか、、、。

配信では、スクリーンに写し出される映像が真ん中に飛び込んできて無駄一つ無い、塵一つ無い空間に見入ります。ああ、こんなに美しい映像が流れていたのか、と今まで見えなかったものに包まれます。いまひとつ、現地に参加させていただくように集中しきれない自分を自覚し、気持ち悪く、歯痒く。でも明日にはより良い状態で参加させていただこうと、一掃された後は前向きな気持ちを抱きました。ひつじ?のような動物園たちの映像に、古代高句麗時代に生きていたひつじたちだべか?と感じ、しかしその昔の写真を撮れるはずはないので、現代の生き物だとあとからわかりました。

世界のために過去をいくつも乗り越えられてきた、黄色いお着物に柔らかいピンク色の帯の王様の輝く美しさ。歴史や過去はそれぞれみんなにあり、もちろん自分にもあり、先生にお会いすることで超えさせていただき、今ここにいます。そして超え続けてこなければまず出会えなかった仲間に支えられています。

あきらめ、芽吹き。二度と自分自身を欺くまい、それが人を裏切らない一番の術と、塵や埃を掃除しご本尊を拝むような気持ちで、繰り返したくない過ちや過去を祈りながら火にくべていく。燃えて灰となる過去は、二度と犯してはならない罪の指針となる。

19時半を過ぎ、はっと現実に戻ると、下らないテレビ番組、一昔前を思わせる汚ない音、生きていけない世界、空間には、悪いけれどもすでに愛想笑いも出ないほどうんざりしてしまっているのでした。

変える側となり元気に生きていきます。

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