生きたことば
はじめて「生きたことば」を知ったのは、高麗さんの著「本音で生きて下さい」でした。高麗さんの文章を読むとことばがいのちとひとつとなる感覚を生まれて初めて経験しました。のちにそれは「本音」だからと知りました。14歳のとき、失ったことばが命に蘇りました。ことばを取り戻した時、考えることができるようになりました。受講生は生きた言葉を表現できると本日のビデオ講演会で伺い、大変な希望を感じました。生きた言葉で発信し、その事が世界に広がっていったら世界は明るくなることが内に見えるようでした。
昨日は、Keiko Koma Sky Rocket centerで、あと6日に迫りました狛江高句麗伝説、高句麗伝説に向けての「Keiko Komaインタビュー」に参加させて戴きました。わかったつもりになっていること、自分なりの表現で人に伝わらなかったことが、前回のインタビューの高麗さんの表現を伺い、人への表現が改まったことがあります。昨日は、自分で質問したいと思いながらもうまく表現できず、出来なかったことをしゃくやくの会の会長さんが質問くださったりで、皆で高麗さんを囲み、記者会見するのは凄い面白く、未来を感じました。みんなで発信していくという事もとても面白いです。
過日の京都の存在論にて、質問させていただいたのですが、ある事に先生が「あんたが一番わかってない」とおっしゃっていただき、人がわかってない、と人のせいにしていたことをわかりました。自分がわかっていないからコンサート、講座を紹介した人もわからないのだと理解し、自分の在り方が変わることで、コンサートにいらしてくださる方の理解も変わることを先日の三鷹のコンサートの後に経験いたしました。コンサートに5回以上来たことがある方が、はじめてわかったことがある、とおっしゃいました。それまでその方の頭の中では周波数を調整していたと思っていたとのことでしたが、生命に働きかけるコンサートであることをはじめてわかり、その経験を経て講座を早く受講したいともおっしゃいました。
活動でも仕事のとある局面でも、ひとりではない、人とやっていくと、力が倍増していくことを感じ、未来を明るく感じます。仕事もフリーランスで1人でやる限界を感じていて、数も量も増えていかない、と感じてきましたが、大きく、拡げていくには、人の力があるのだと、人と生きることの素晴らしいことを、わかり、心から感謝の気持ちが溢れてまいります。今年のお正月、いだきしん先生の桐箱の書を選ばせて戴きました。その言葉は「かぎりなく」、でした。仕事もコーヒーのこともそれまでを超えたところでチャレンジしたのですが、1人の限界をわかり、今年の締めくくりの今月に、そのことがわかる、大変尊い経験をさせていただいております。世界のありようを変えるべく、来年にのぞみたいという気持ちです。
高麗さんの書き込みとビデオ講演会からレバノンからのお便りのことも伺い、最近、中東の支局に5年赴任し、ほとんどの中東の国をまわった元同僚に話を聴いたのですが、日本や欧米の先進国では信じられないぐらい秩序がなく無茶苦茶と感じることがとにかく多いとのことで、例えばある国では信号機が正常に動いている日を一日も見たことがないといったこと等に遭遇し、気が狂いそうだったということを聞きました。日本がどれほど恵まれている国かを甚く分かったそうです。そんな地域の環境の中で孤独死を防ぐために働ける環境をつくっておられること、ただ施設で何もしないということでなく、お仕事をされている場をつくっているということに凄いことだとはじめて気づきました。目先のちっぽけなことより、世の中を良くしていくために働いていこうと感じ、もっとご寄付もできるようになっていこうと感じています。狛江高句麗伝説へ向かい、動いていきます。ありがとうございます。