琵琶湖のコンサート
本日は、琵琶湖での高句麗伝説コンサートをありがとうございます。
高麗さんがいらっしゃる時の琵琶湖は、言葉にすると、ひと波ひと波に存在感があり、ひと波ひと波が何かを発している様で、高麗さんがいらっしゃらない時とは明らかに違うので、本日の琵琶湖を見るのも、大変楽しみでした。
本日の琵琶湖は、真に美しい琵琶湖でした。生きている様に波立ち岸に寄せる音は心地よく、飛ぶ鳥も浮かぶ鳥も心地良さそうでした。湖面の青と遠く対岸に伸びる山並みの青、そして空の青が、柔らかく穏やかでありながら爽やかでした。
今日も「見れど飽かぬ」を体感いたしました。琵琶湖と生命が一つになる経験でした。
ある時、波が少し凪いだことに気付きました。高句麗伝説コンサートの始まりが近い事を感じ、備えているようでした。
そうして、琵琶湖での高句麗伝説コンサートが始まりました。
琵琶湖の畔で仲良く暮らしていた人間の詩の場面では、最近ずっと読み続けている「万葉集についての本」のことを考えました。真をいだきしん先生、高麗恵子さんに見出され、真心に光があたり、古の人々の喜びが私の心に響いた様に、心が打ち震えて涙が溢れました。
それから、どの場面か思い出せないのですが、ドーナツやクッキー、チョコレート、キャラメル、カラフルなアイスクリームにワクワクする自分の好みは、まんまと踊らされていると感じました。皮膚炎が酷くなるので、今は食べられないそれらのお菓子に、一喜一憂する私の感情は、生命を忘れ去った頭の暴走だと分かるのですが、それでもワクワクしてしまう頭を切り替えたい!生まれ変わりたい!と、心より願いました。
それから、いだきしん先生が奏でられた琴の大音声は、日本人、日本文化に溶け込みながら、高句麗由来と明らかにされていない、あらゆる美しく清かな事ごとを、明らかにしてくださるのではないか、と感じました。
私はその時を心待ちににいたします。
明日は奈良です。
嬉しくてたまりません。
ありがとうございます。
高橋 由珠