琵琶湖にて
心静かに向かうはずが、大津に向かう道中はよりによってなぜ、思うほど仕事の電話が次から次へなり対応に迫られていました。日常から抜け出したい一心で琵琶湖へと歩き、琵琶湖の畔へやってくると、突然音が変わり、あまりに静かで驚きました。日常という雑踏の中を歩き、やっとたどり着いた静けさでした。異次元の空間を感じました。
高句麗伝説は、その異次元が現れ、現実となっていました。最初から最後までずっと大いなる存在が働き現る空間に身を置かせていただき、日常性の中には人生などなく、生命の真を表せるこの空間にこそ人生があることを経験しました。高句麗の王様の現る場面は、首を垂れ魂震えます。毎回進化し、これ以上豊かで愉しいことは他にないと感じる高句麗伝説です。本当にありがとうございます。