現実
6/14 杉並コンサートに参加させて頂きました。
夜働いているからか日頃からしっかり現実を生きているという感じが薄く、仕事という現実、身体が頼りとなっています。コンサートでは、その頼りない中身があきらかとなりました。第一部は本当に夢をみているかのような、妄想のような状態でした。演奏の衝撃によって、頭のもやが払われているようでした。第二部は優しさや豊かさが溢れる演奏でした。愛、と感じられましたが、自分自身が愛を充分に受け入れずに、逃げているように感じてしまいました。自分なんか、という意識、自信がないと言って殻の中に閉じこもっている状態、それが現実の自分なのかと感じられます。今はわからなくても、コンサートを経験していればいつかはわかる時が来ること、同時に世の大半の人々はこのような状態で生きているように感じてしまいます。幸いコンサートは続くので考えてゆきます。正しい人間の在り方を解き、幸せに生きて欲しいと懸命に伝えて下さっているいだきしん先生、高麗恵子さん、心より感謝しております。