KEIKO KOMA Webサロン

狛江コンサートをありがとうございます。


コンサートの翌日は朝5時に起き、早くからの出勤でした。来週の冬至に向けて、朝日が昇るのは日に日に遅くなり、今朝は灯りをつけて駅までの道を歩きました。朝焼けが始まる前の冷たい空気は、コンサート翌日の身体には心地よく、程よい有酸素運動でもあります。
歩きながら、昨晩のコンサートのメッセージを反芻していました。音のメッセージは、理解したとは言えないものの、ピアノの音がただ心地よく、倍音に耳を澄ませていました。美しい響きに、身体中が熱くなりました。第二部のメッセージは、まさに今の自分の状態そのものだと感じ、深く納得していました。
「情報過多は、内面を圧迫するのではありません。先まわりして占拠します。
感じる前に説明がくる。考える前に評価がくる。迷う前に答えがくる。結果として、内面が生まれる前に処理されてしまいます。」
このところ、仕事でもプライベートでも、AIは欠かせない存在になって、特に管理部門では、計画から資料作り、報告書の仕上げまで、かなりの割合でAIを使うことが日常になっています。昨日のメッセージを聴き、私は身体を感じる前にAIで答えを出し、評価していたことに気づきました。人工知能には間違いも多々ありますが、それでもいつしか頼ることに慣れ、自分の内面を忘れていたように感じました。またコンサートの前に、「人としてどうなの?」と感じる出来事があり、怒りと憤りを抱えていましたが、それが音によって、ピアノの響きによって、少しずつ解けていったかのようでした。自分を守るために相手を責めることは、戦争に加担する状態だったのでしょう。
そこでどうするか。今年の年末からは、家族ではなく自分を優先し、長年やり続けてきたおせち作りを卒業することから始めます。


この度も、貴重なコンサートを心からありがとうございました。
来週のコンサートを、心待ちにしております。

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將 6回目
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結工房にて