花
今朝は自分が最も苦しく、生きている事が嫌になる感覚の夢を見、涙流し目が覚めました。気づけば汗だくとなっていました。瞬間、物の怪が抜けたとわかりました。昨日の応用コースの先生のお話で、日本人はかかりやすい事をお聞きし、かかると別人の様になってしまう事等々、私は手に取る様によくわかる経験をしています。先生が何とかするとおっしゃって下さったので抜け出せる事が希望と感じました。それ程に時折襲われるこの疎外感は、不安や恐怖の元になっていました。早くも一夜の内に抜け出せました事を心より感謝申し上げます。すると、様々な事が見える様に紐解けて参りました。母とは似ていないと思っていましたが、いつの間にか最近は母の因子を受け継いでしまったと思う事が多くなっていました。運命の因子はいだき講座にて解決して頂いていますから何故今頃この様な事を思うのかと考える事も多かったです。いずれにしても抜け出す時を待つよりない気持ちでいました。この度、比叡山に向かう道中、先生にこの事をお話させて戴いた時に、一言、被りとおっしゃって頂き、覆いがとれる様に被りがとれていく事が見える様にわかりました。体が痛む所を調べると自己否定の状態と見えたのです。被っていれば自己否定になる事は当然だとわかり、昨日の応用コースのお話で深く合点がいき、先生がずっと空間に蠢いたり、人の中に入り込む物の怪を整理して下さったので解決の時を迎える事が出来ました。まさか今更この様な事で苦しむとは予想もしていなかったのですが、日本全体の存亡がかかっている今この時、日本人とは何なのかという事を先生がお考え下さり、昨日の様なお話をして下さったので救われました。真に新しい生き方をせずしては生き延びれない時代です。物の怪が抜けた今朝は、近辺に動物の鳴き声が盛んでした。人間の世界が変わると生き物の世界も変わるのだと感じます。
今日もお茶室にてマーブリングの続きをしました。仲間に会うと「お天気が良くて良かったね」と言いましたが、小雨が降っていました。私には天気が良く見えたのでした。途中、土砂降りの雨となり、流石に避難せざるを得ませんでしたが、先生の白いコーヒーを皆で頂き、福島のいだきしん先生のサウンドを聴いた桃も頂きながら昨日の応用コースの物の怪の話で持ちきりでした。話し終わると雨が止み、予定通り全て行う事が出来ました。この度のマーブリングの美しい事、沢山の方々に見て頂きたい気持ちが湧いて参ります。この美しい世界をどの様にしたら沢山の方にご覧頂けるかと考えながらマーブリングをしていました。別世界が現れていると感じ、この世界は生きていける世界と希望を感じます。
「死について」講演会は、いつもにないお話の展開でした。これから日本人は人生50年だった状態が、100歳まで生きるかもしれないし、死なないかもしれない、何が起こるかわからないとお聞きした時、生きていることは幸せに生きることだと感じました。生きている瞬間瞬間が幸せに生きるということが生きるということだと感じました。世阿弥のお話から「花」の意味も教えて頂き、日本人が生きてきた豊かさに触れる時、生きる瞬間はとても豊かであります。7月のマーブリング作品は「花、華」と名付けていました。昨日は、麗しい風が吹き、思わず「麗花、華」と言葉が生まれました。能のことをお聞きし、「花」とは真という意味と教えていただき、その意味も知ることが出来、偶然ながら「花」と見えた事に喜びが生まれます。生きる毎日の瞬間瞬間、幸せを感じることを最近感じていました。世界が平和であり、人間の生命が犠牲にならず、一人一人が生まれてきた意味をわかり、実現できる社会であれば真に幸せと考えます。毎日幸せな瞬間瞬間を生き、良い世界を作っていきたいです。この度の京都、比叡山での催しも大変素晴らしい経験となり、心より感謝の気持ちが生まれます。ありがとうございます。