無駄はない時
今日から酒類の提供禁止のため、やむなく緊急事態宣言下はやきとり店は休業となりました。場所柄、ティクアウトなどの需要は殆ど無いので、店を始めてから、初めて17日間の休業となります。体力低下がいちばん怖いので、休業の初日の今日は昔住んでいた近辺を旦那と一緒に散歩してきました。
ピンクや黄色の花が初夏の風に可愛く揺れ、青い空の下を神田川が流れている風景は、やさしいです。丸の内線の地下鉄の車庫があるので、今、電車が好きで好きでたまらない甥っ子の幼な子のために写真を撮ってみたりと、ゆっくりした時間を歩きました。理由もなく、いつも動いていたいという何かがあり、楽しみより、やるということ、成すということに生きるという感じを持つのですが、楽しいこと、相手がいるということに、多様性という府中のコンサートでの経験を考えます。
三鷹風のホールのピアノコンサートをとても楽しみにしていましたが、新宿文化センターのコンサートはあるので、ゴールデンウィーク期間中希望の光になっています。
これから休業中の毎日をどう暮らすのか、楽しく、でも意図してできるはずもないのです。それでも、ふたりの間に、喧嘩はしないようにしようという気持ちがあることは言葉に出さないでも感じます。まるで違うお互いですが、偶然という必然が起こり、いだきに出会えた関係を、多様性のなかで生かしあえる時が今からと感じます。
新宿文化センターと、そして、初の無観客ライブもとても楽しみです。