無限の可能性を求めて
東京に早朝戻りました。軽い睡眠を取り目が覚めると、強い春風に洗濯ものがゆれ、差し込む木漏れ日の眩さに、仙台は異空間の地であったように感じる今です。 偶然、棚にあった昔のサイエンスの古本雑誌に目がいき手に取ると、コーヒーの記事が載っていました。読んでいましたら、世界中にあるコーヒーのほぼ全てがエチオピアに生えていたほんの少数の株に由来する、と書かれてあります。コーヒー発祥地とは何度も聞いていましたが、新たに文字を目にします。過去数百年に栽培されてきたコーヒーのほとんど全てがエチオピアのたった数本の野生種を起源としていると。その野生種に見られる多様性は栽培されている遺伝的多様性よりも計り知れなく大きいとあり、多様性の深さからもエチオピアという国の大地の未知なる素晴らしさを感じます。改めて、大切な資源であるコーヒービジネスをエチオピアから依頼されたということは、先生と高麗さんという信頼ある人に会えたという、人間関係の元でこそ成り立っている、その野生種そのままの豆を自分たちはこの身に頂けている凄さに、この記事を読み、とんでもないことであると、深くありがたみを感じてしまいました。コーヒーの世界のことをちゃんと知らなければと感じました。今日は結工房で、コーヒー焙煎の日とお聞きしていますが。。
3/23の仙台コンサートの書き込みの続きを書かせて頂きますと。。
一部の演奏では、突然龍が現れ、宇宙空間を旋回しながら超スピードで彼方へと消えていきました。
気がつくと、私は天空の摩天楼のような天高い空間にいて、そこで先生はピアノを弾いておられました。
まるで、SF映画をみているようです。
二部では、体の変化が。。。
頭の上の壁が見えて、狭く小さな枠の中でいきていることを見せられました。すると、後頭部がパカッと開かれるような感触になり、中から光がこぼれていくのです。後頭部があたりを懐中電灯のように照らしているのでした。そして、頭の中の電球のワット数を交換してくれているような感触とひとつにいました。
このような書き込みより思いだせずにいます。
ここに来るまでに決めて埋めた仕事を、仙台一日目のコンサート後、全てキャンセルしました。キャンセルするにあたって、ああだこうだと抵抗する、頭に生まれる恐怖や不安は、ノートに言葉にしながら、感情論なしに、経験による言語で進めていきました。
幸い売るものはありますので、いだきを伝えながらそれに専念していくことを心に決めます。
普通でしたら、頭がおかしいと思われるところです。
誕生日も仙台で迎え、人生一度なんだから、一度くらいは、やれるところまでやってみよう、と決めて、あとは、物事の成り行きは、おおいなる存在のはたらきに委ねると、23日のコンサートに臨ませて頂きました。
家族や繋がる人たちを守るため、また、自分のあり方が戦争側に加担していることを増幅させているとなれば、見えない空間であれども、真実がもしそうであれば、それはあまりにも恐ろしいことであり、それでは何のためにこの命は生きているのかわからないこともあり、おおいなる存在とつながり生きつづけることが、世界平和への道には早道であると、周りの平安にも必要であると、これまでの経験からも分かっていることを、無視するわけにはいかずして、です。コンサートが始まる一席に座るのは、何が起こるのかわからない未知への体験への緊張でした。
天空でピアノを聴かせて頂き、東北の地、仙台でのかつてない経験は、何かしらのメッセージとも感じ、決めたことに生命の力を注ぎ込み、これから活かせるように、失敗も糧にしながらまずは動いていく気持ちです。ありがとうございます。