無限な世界で生きる
待ちに待った府中でのコンサート第一部「攖寧」
「「攖寧」とは中国の荘子の言葉です。混乱の時も、破壊の時も、子を産み、育てる母のような、絶えず創造的な状態で存在していることを云います。老子はこのことを「道」と云いました。しかしながら、老子、荘子ともに言語で表現することに対しては否定的です。言葉はどうしても自分の身を飾りたがります。それで、音とか音楽ということになると、どのようなことになるのでしょう。言葉で表現するような間違いをおかさないでしょうか。」
ピアノの音、演奏をお聴きしていると、無限な世界に通じるひとつのことを地道に正確にこつこつと行っていると、ある瞬間、一瞬ともいえないある瞬間、出会いが生まれ、ひとつのことが百にも千にも、そして無限に広がっていく光景が見えました。今日は、京都での動員活動について考え、たくさんの人にお配りするお手紙を書いてきたので、コンサートの動員活動を教えていただいたと感じ、とても力が湧いてきました。正しいこと、真は正確に行い続けていけばある時、一気に広がる時が来ると見えました。勇気100倍、なんでもやれる気持ちとなりました。これからの活動が大変楽しみとなりました。パイプオルガンの演奏をお聴きし、神のことを思いました。天にも限界があり、天の更に向こうの世界が拓かれない限り、真の解決はないことは「高句麗伝説」の時に高句麗王の詩を詠ませていただく時に身をもって感じています。演奏をお聴きし、神も限界と見えた時、人間が天、神と表現した時、全く違うものになっていくことがわかりました。自分の持つ言語で、言葉に表現したことで、わかった気になり、まるで違うようにわかり、わかったところで止まっています。老子や、荘子が言葉で表現することに対しては否定的であると先生はメッセージにて示してくださいましたので、気づくことができました。神のことを本当はわかっていないと気づくことができましたのは、空間が無限な世界であったからです。先生が存在を表しはじめておられることは、13日の「高句麗伝説」にて感じていました。それ故に今日のコンサートが大変楽しみでなりませんでした。空間全体が無限な世界となっていましたのは、先生の存在が現れている故と気づき、畏れ入りました。言葉に表現することの間違いに気づけましたことは生命拾いしたと胸撫で下ろします。気づいた瞬間、崖から落ちる寸前のように感じたのです。気づけたので、落ちずに済んだと胸撫で下ろしたのです。ひやとしながらも最後は安堵し、心の底から良かったと感謝しました。メッセージには「言葉はどうしても自分の身を飾りたがります。それで音とか音楽ということになるとどのようなことになるでしょう」とありました。先生の音、音楽は言葉の間違いをそのまま浮き彫りにする程、正確であると畏れ入ります。
第2部「言葉ではあらわせない「愛」」
「言葉を尽くしてあらわそうとすればするほど、「愛」からは遠のき、しかしながら沈黙したとたんに気まづくなり、極端な場合は、すべてを否定的になってしまいがちです。それでも、その瞬間に「愛」のなんたるかが了解できた方は、「愛」の内で生きられるということです。」
ピアノ演奏では愛の風に吹かれ、最高に心地よく、「生きている」と実感でき、幸せを感じました。胸の内が感動に満ち、なんでもやれる気概が生まれます。今日は、一部でも一席に座らせていただき、演奏をお聴きしているだけで、心身ぬくもりあふれ、心地よいのです。最高に幸せを感じると、欠けているところが浮き彫りと現れます。パイプオルガンの演奏をお聴きしている時には、頭が完全に思考停止していることに気づきました。頭は全くはたらいていないことが明らかにわかり、唖然としました。先日のアントレプレヌールサロンにての「体が変わっていても頭がついていっていない、言葉が変わっていない」とのお話を思い出し、正に頭がついていっていない状態であることを認めざるを得ません。完全にやられているという言葉になる状態でした。教育や社会の仕組みによりはたらかない頭となってしまったとしか考えられない程に、やられている状態でした。事実を受け止め、呆然としましたが、それでも今まで生きてこれましたことは、たくさんのはたらきかけがあってこそと感じ、心より感謝の気持ちが生まれました。いだきを始めてからは奇跡が起こり、前代未聞と言われるコンサートが実現できましたのは本音であり意志があったので、頭ははたらいていなくても本音にはおおいなるはたらきかけがあるので出来たのだと考えますと、これからは頭がはたらき世界の平和実現に取り組んでいけば今までの比ではない程、貢献できると見え、これからに希望を見出します。空間が無限な世界であり、先生が現れていますので、もう隠しようもなく、何もかも曝け出され、変わっていくことができます。とても早く気づき、変わっていけますことが大変ありがたいです、これからは早いと感じ、どんどん自分を認め、変え、世界にお役に立てる人間となりたいです。明日も大変楽しみです。心地よい一席に座らせていただき、自分の状態がわかり、変えていけますコンサートの機会ほど、人間の本質がわかり、生きる意味がわかるかけがいのない機会はありません。ありがとうございます。