無限なる可能性
新宿文化センターでのコンサートをありがとうございました。
パイプオルガンによる演奏では、大宇宙に繋がる天井のない空間が頭上に開け、そこには無限なる可能性が満ち溢れていると感じました。
一方、ピアノ演奏では、普段は、常時内面で生きている状態にはなく、その原因が、自己を受け入れ切れていないことにあると感じました。他人の目を意識してつくりあげた美意識や観念などの枠の中に自身の体を当てはめることで、窮屈で身動きができなくしてしまうなど、自己を対象化することで自分の可能性に限界を設けてきた、これまでの傾向が見えました。
演奏中のように、無限なる大宇宙と可能性の広がりを内面で常に感じながら生きることができたら、という気持ちのままで、コンサートは終了を迎えました。
ありがとうございます。