満ちる月と共に

月が日に日に満ちていきます。11月1日は完全に満ちるのでしょうか、と夜空に浮かぶ月を仰ぎます。大いなる存在あらわる空間では、光に闇が映し出されるように、人の中にも外にもまとわりつく影が見えます。私は毎日、周りにいる人の生き方をただす日々が続いています。毎日人のあり方を正し、自分を正しています。正さねばならない人と共に仕事をしているのは自分です。物も整理し、自然と綺麗な状態で11月1日に向かえるようにすべてが動いているように感じます。人の生きている状態が見えるので、なんとか生きていて欲しくて、人にわかってもらえるように生き方を正すことが多かったですが、何か起こる前に注意しても人はわかりません。起こってからであれば誰でもわかりますが、起こってからではとんでもない痛手を負うことが悲しく、なんとか防げないことかをずっと考える人生でした。高句麗伝説を前にし、自分の周りに纏わりつく影も剥がれるようにし見える瞬間、自分の生き方が自然と正されます。全ては自分がどう生きるかであります。自然に影や闇が剥がれていく日々です。月が満ちるように光が満ちていく生命としていただく日々に感謝します。ありがとうございます。