清流の中で
昨晩の三鷹光のホールでのコンサートをまことにありがとうございました。今日はゴーヤの黄色い花々に小さな虫たちが来てくれており、ありがたい朝でした。
清流というメッセージの後、先生が現れ、お着物姿の美しさとその後の演奏から「先生が清流」と心の中で呟いておりました。清らかな清流、湧き出ずる水の中、揺れる藻の中で自ら揺れて漂ううちに、まとわりついていた全ての汚れが清められてゆくそんな体感でした。おかげさまで昨夜は高温の中でも朝まで目を覚まさずぐっすりと眠ることができました。第二部の至高すぎるというメッセージは最初はなんのことであろうかと聞きなれない言葉でした。経験した今は、比較できなほどの度を越えたそれこそ、だんとつの存在であることが「すぎる」に表れているとわかります。いつのまにか小さく小さく縮こまるように生きてしまっている現実から目を覚まし、至高すぎる、大きな生き方を考えます。大きな生き方とは何でしょうか。どうなれば大きな生き方なのでしょうか。そう考えることが一歩と始まります。
コンサートを経験し、疲れていることにさえ気が付かずにいたことに気が付きました。今日は頭も身体もすっきりです。ありがとうございました。後藤美香