涙

父母の葬儀を行った太宰治の墓がある禅林寺の前を久しぶりに通り、コンサートホールに向かいました。父母が亡くなった時の事を思い出す道中でした。三鷹の地にて先生にコンサートを開催して頂けます事は、私だけではなく沢山の魂が感謝している事を感じます。コンサートホールの楽屋にてのビデオ講演会も続くスタッフミーティングでも昨日のコンサートからの大きな変化をお話していました。昨夜は、人生を深く考える夜でした。コンサートにて見た幼い頃の私は、お腹の底に隠し、押し込めてきた私です。今でもずっとそうですが、悪い事をしている人に会うとお腹の底がうずくのです。腹の虫といいますが瞬時に反応する感覚があります。が、そう感じる自分が悪いと抑え込み、蓋をしてきました。本当はあるがまま感じているだけである事は、その様に感じた人は後日悪い事をしている事が明らかになる事でわかりました。自分の感覚は、あるがままに反応しているのだとわかってきたのですが、幼い頃からの習性なのか、一瞬抑え込む事は、癖として残っています。自分がおかしいとか、変り者と思われ生きてきましたが、私からすると周りがおかしいか、自分がおかしいかを常に考えてきた人生です。先生にお会い出来たので人間の仕組みがわかり生きてこれました。今日の道中で土地から来る感覚から幼い頃からの人生をずっと思い出していました。コンサートメッセージ「源」、第二部「愛の源」と読ませて戴くだけで涙、涙でした。演奏が始まった瞬間、天から沢山の光、エネルギー、はたらきかけが降り注ぎ、私は只々涙よりありません。涙という言葉は沢山使ってきましたが、今日の涙はまるで違う涙でした。沢山のはたらきかけが降り注がれ、私だけではない代々代々連なる魂の痛み、歪み、苦痛を全部溶かしてくれているのです。溶けていく度に涙が流れます。一部の最後は今までの自分を中心に生きることは辛く狂いそうなほど苦しくなりました。全部捨てるよりないと大いなる存在に身を委ねました。涙し一部が終わりました。第二部も第一音目から涙でした。先生のメッセージ「もしも病におかされていても、生命内では新たな流れに向かい病をとりこみ、やがて愛の尊さを知ります。他者の生命と交流する時「愛の源」を知ります。源は美しいです。さらに美しく輝きを得た時、宇宙の一員となり存在新たに輝く愛」なんてやさしいのだろうと深く感動し、演奏によって生命が洗い清められ、新しい生命が生まれることを感じました。過去の自己を中心とする生き方は、完全に終わり、新しい生命で生きていけるこれからです。天からの光、清らかな水、エネルギー、沢山のはたらきかけにより空間は浄められ、生命は浄められ、大地は洗い流され、大地に清らかな水の音が聞こえる様でした。新しく生きる事が出来る事に感謝と涙よりありません。そして更に極めつけはアンコールのアリランです。天から生まれた魂を感じました。高句麗始祖、東明王は、天の光を受け生まれました。高句麗の魂の流れを演奏から見える様にわかり、美しい魂は美しく生きると、新しく生まれた生命も美しく生きるこれからです。亡き父も亡き兄も生きている兄もとても爽やかで明るい笑顔で現れ、私は会えただけでうれしくて、涙流れました。歪められ生きてきた沢山の魂が涙しているように感じ、大地を流れる水の音は魂の涙と感じました。今日は、涙、涙のコンサートでした。「さらに美しく輝きを得た時宇宙の一員となり、存在新たに輝く愛」なのですね。宇宙の一員になれる経験ができますことは最高に素晴らしいです。心からありがとうございます。