浮き上がる気持ちは世界のこと
夜明けに目が覚め、ずっとつけているクーラーを消そうと起きた瞬間、頭を思い切り側にあった小さな木の腰掛けにガーンとぶつけてしまい、あまりのその衝撃に驚きました。目眩が起こりましたが一瞬のことだったので助かりました。思い切りぶつけた頭は痛くもなく、身体的には何ともありません。
昨日の6回目のコンサートに体を運び、経験させていただいたことは世界を知ることでした。
一部のパイプオルガンで、世界中の貧しい子供達や、世の中から捨てられるように生きなければならない人びとがいることが自分のなかに浮き上がって来ました。世界中にある貧困や、人種差別、世界に目を向けなさいと隠されていたようにあった世界中の問題が自分の命のこととして浮き上がっていました。
二部ではさらに自分のなかにある悪は小さな悪でもたわいない悪でも無くしていかなかれば世界中の問題は無くならないと感じ、毎日を糺す鍛錬修練を怠ってはならないと自ずと浮き上がってくるのです。幼い頃、物乞いをしている人がいると悲しくて、親に泣いてお金をあげてと頼んだことなどが一体となって浮き上がり、今までのように自分勝手に生きることは自分の本意ではなかったと、先生を前にして祈りのようにしてある命を悟ります。
今はまだ頭の奥がふらふらしていますが、これから生きていく未来をつくっていくために毎日を糺していかなくてはと決意にも似た気持ちです。
コンサートをありがとうございました。