流れ

昨日朝方、三島由紀夫さんが割腹自殺された夢を見て目覚めました。目の前で見た残像に残る姿は、あまりにも潔く鮮明な映像であるが故、明るい朝日が射し込む部屋で目を開けた時、何が起こったのか不思議な感じでした。真っ直ぐな澄んだ眼差しが、今も焼きついています。職場では今の流れのまま夏に向かって動き始めました。私は相変わらず慌ただしく業務を行いながら、胸の内が早鐘のように打ちます。時は今だと知っているからです。にも関わらず怖くてジタバタしています。サロンでの高麗さんの世界は別世界のように風が吹き、光に満ち溢れていて眩いばかりです。それは別世界ではなく、真の世界です。決断までの時間が無いことを知るが故、騒ついています。今日の迎賓館コンサートを、よろしくお願いします。