流される感覚もない今だからこそ
昨日のコンサートの第一部では、自分の今の状態がよく分かる経験でした。命の在り方からほど遠く、先生の表す世界ともダイレクトに繋がれないことを思い知りました。愕然としつつも、そこから気持ち新たに第二部に臨みます。余計なことが浮かんだ記憶がありますが、鮮明に覚えているのはただ一つです。映画のエンドロールのように、白い文字が次から次へと絶え間なく下から上に湧き出るように流れていきます。内容は分からないのですが、その絶え間ないものに苛立ちと、絶え間ない繰り返しに叫びそうになった瞬間です。白い文字面が、木っ端微塵に吹き飛び、砕け散ったと同時に演奏が終了しました。無我夢中で拍手をし、見える世界が変わる経験をしました。ありがとうございます。にも関わらず、今日は余計なことに時間を費やし、更に手間取る有り様です。コンサート開始の時間も確認せず、ハッと気づいて脱兎の如く飛び出すという事態は、いかれていました。気が緩む意識もないままでした。スケジュールも書かずにいるからです。時間に流される感覚もない恐ろしさです。気を引き締め、三鷹に向かっています。今日もよろしくお願い致します。