水の記憶
いつの間にか、つんつんと彼岸花が伸び、気が早い花は咲き始めています。急に秋がやってきました。
今週は、渋谷、びわ湖でのコンサートありがとうございました。渋谷ではつい出口を間違え、ぐるぐると道を探したどりながら歩き、時計を見ると4分前で、必死で走りました。席に着いて時計を見ると2分前で、あれ?と不思議な思いで、メッセージを待ちました。命の中心に咲く花。一人一人の命の中心に花がある。音が進むにつれ、会場中に色とりどりで、それぞれ違う花が咲いて、大きな花畑のように感じました。命の花が真の花に昇華するエネルギー。平和で幸せな気持ちでした。そして昨日は内なる宇宙。内なる宇宙と心でつぶやきながら味わいました。びわ湖のコンサートの時はのんびりとびわ湖のほとりを歩きながら向かいます。海のように寄せる波を眺めながら懐かしい気持ちになります。海辺と同じでずっと見ていても飽きません。水から生まれたと言われる生命の素。私の中にもずっと在り続ける素が呼応するのでしょうか。音の中ではそんな考えもなくただただそこにいました。水へも宇宙へも、なんでしょうか。この恋い焦がれるような想いは。これも恋慕といってもいいのでしょうか。先へ進むエネルギーをありがとうございます。おかげさまで今日もここにいます。後藤美香