気高い香り
山々に桜の花が咲く美しい風景を眺め、山元町にやって参りました。山元町の空を見る時、いつも異国の地に来たように感じます。今夜も先生の焙煎が終わり、仙台に帰る時に、澄んだ夜空に白龍が飛ぶ光景が見え、自然の生命にはたらくおおいなる存在に出会い、感動します。生きる力を与えていただき、ありがとうございます。
この度のスペシャル焙煎「円満」について先生からお聞きし、これから沢山の方々と一緒にいただけますことがとても楽しみです。まもなくはじまりますアンフィニでのアントレプレヌールサロンでは「円満」をお出しするようにと先生はおっしゃいました。何が生まれることかと予想もできないある何かを感じ、ときめきが生まれます。「円満」珈琲を3杯飲んでお風呂に入り、体から美しい香りがしたら。。。とのお話も美しい香りがするお話でした。人間が最後に取り戻すことは美しい香りとシリアにてお聞きした時、いいようもなく心がときめきました。カフェのナプキンに先生は「美しい香り」と書いて下さいました。私はその後、「シリアの香り」という詩が生まれ、シリアでの「高句麗伝説」100回記念コンサートにて冒頭に詠ませていただきました。涙無くしては読めませんでした。今日は、香りについて思い出します。「円満」珈琲は気高い香りがしました。気品に満ちていました。最高の気品と上品さ、洗練された香りと味でした。飲むだけで美しい人間になれたようで、自然と気品高いエネルギーが体中にみなぎってきました。
仙台の街も人通りがなく真っ暗です。先生が日本に奇跡を。。。とおっしゃったお言葉がずっと心にあります。今日の焙煎も日本が元気になるように、皆が元気に生きていけるようにとのお気持ちで東京から向かってこられたとお聞きしています。皆様と共にこの気品ある美しい香りを楽しみ、元気に生きていきたいと望みます。何があっても動きながら道を作ることをしていきます。ありがとうございます。