KEIKO KOMA Webサロン

気持ち、本音


恥ずかしいほどに、頭の妄想のようなものが多いコンサート前でした。いだきを始めた時の自宅の前を通った瞬間、くしゃみが止まらず、とても驚き、涙で前が見えず、慌てました。いだきを始めた頃もひどい花粉症であったので、ちょうど今の頃は今日のようにくしゃみばかりをし、涙目になっていたことを思い出していました。コンサートホールの裏はのどかな公園です。子供達が健やかに暮らし、学べる環境を作ることは真に必要なことと感じながら公園で遊ぶ子供達の姿を見ていました。三鷹のコンサートがある日は子供の頃を思い出すことが多いです。くしゃみと鼻水でグスグスしている状態は、気持ち悪く、すっきりと生きていきたい気持ちでコンサートに臨みました。第一音から安らぎ、故郷に帰ったようです。実際に故郷に居るのですが、大地と空間が一つであり、大きな木の木陰で安らいでいるようでした。自然といだきを始めた時のことを思い出していました。季節も思い出す季節ですが、昨日のように思い出します。ゼロスタートで、全て開拓よりなかったいだきの仕事は生命が躍動します。今日のメッセージも考え、まるで先生にお会いした時に生命の言葉を話しなさいと教えていただき、わからずに必死で体を感じ内面を感じ、見当がつかずに冷や汗をかいていたことまで思い出しながら、改めて内面を問い、本音を問いました。

メッセージは「内面から」です。

「内面から綺麗になるとか、内面から美しくなるとか内面からの本音など内面なくして外面はありませんので、内面の働きは精神の働きとしても理解されることが重要です。一時、内面の声は聞くな、ということが言われていました。最近はあまり言われなくなってきました。どのようにしてこの内面は整理されたのでしょう。最初に言ったように、内面から綺麗になる、美しくなる、極め付けは内面からの本音と、普通に言われるようになりました。さて、このような曖昧なままでいいのでしょうか。ひょっとしたら未だに悪魔のような存在が潜んでいるかもしれないし、もちろん、今から未来を決定する本音もあります。偽りのない本音を顕せる内面からのはじまりの一歩です。」

先生にお会いしてから内面を問い、本音をわかることを毎日してきました。いだきを始める時は、人生決めると必死で毎日取り組みました。わからないと眠れずに、わかるまで内面を問うていました。やっと「子供達が生きていける世の中を作りたい」本音に行き着き、自然と「ピアノが人生ひらく」と生まれる本音に従い弾くこともないピアノを母にお金を借りてまで買い、自然の流れの中で、先生にピアノを弾いていただく為に自宅にお越しいただくことになり、いだき講座が始まりました。今日も、当時のように必死で内面を問い、本音を問いながら演奏を聴かせていただきました。やはり子供達の為に良い社会を作りたい本音は変わりませんが、今日は難民となっている子供達の為になることをしたい気持ちが強く生まれ、演奏をお聴きしていると、次から次へとやることが見えてきて、とても気概にあふれ、無我夢中で働いているような感覚でした。先生の演奏は「お見事」と感服するばかりです。いつもは自分の生きている状態を考え、正していきます。今日のような鼻水ばかりの日は尚更、生き方を問い、正さねばならないと考えていましたが、演奏に引き寄せられ、自分の生き方を正すことなどすっかり忘れていました。ダイナミックに広大な宇宙を自由に飛び交う光となったようでした。ただただ気持ち良くて快適で爽快で面白いのです。先生が表現してくださるように生きたいのだとわかり、そう生きれば良いだけと受け止めました。また、いだきを始めた頃のように日本中を開拓の旅でもしてみたい気持ちが生まれます。日本中を歩き、一人一人と出会っていくことはとても面白いことでした。とにかく動き出したい気持ちばかりが湧いてきました。

休憩時間には思わずスケジュールノートを見ていました。開拓の旅にいける時間があるかと確認してみたかったのです。ありませんでしたが、気持ちは受け止め、その先を考えたい気持ちで第2部を迎えました。

第2部「意識」

中世では「意識」はほとんど良心と同じような意味で使われていました。仏教では、純粋に内面的な精神活動を云います。「意識」がなければ真の幸福も、悟りを得る可能性もないのです。これほど、「意識」というのは大事なことでありながら「意識」を考えずにきてしまいました。頭脳の働きとしても、どんどん研究が進んでいる「意識」です。脳内で生ずる身体の調節と身体の間には非常に緊密な結合があります。このことを単純に、「意識」とは言えないにしても「意識」抜きにしては考えられません。はたして「意識」とは。」

 

改めて意識とはを考えます。意識が生命の働きと反対となる状態とか、本音をわからないようにしてしまうのも意識であり愛まで歪めてしまうのも意識でありと過去の意識の歪みばかりを思い出します。演奏をお聴きしていると、一部と同様に、意識が歪んでいるとか考えていることも忘れ、広大な宇宙空間を飛翔することが楽しくて快適で、とても心地よいのです。ある音に心引き寄せられます。懐かしい音です。この音は銀河鉄道の音とわかると驚喜しました。北緯40度の地から三鷹の地までお越しくださったのですか、と信じられない気持ちでした。銀河鉄道に乗り、銀河を旅しました。このようなこともできるのも意識の働きとわかり、人間である故にこのような素晴らしい経験ができますことに喜び生まれ、感謝生まれます。神をわかることができるのも意識です。銀河を旅しながら、頭は難民支援の道を考え始めていました。本当は難民救済を望んでいますが、支援と表現させていただきます。小さく生きることが息苦しく、大きく生きていきたい気持ちばかりが生まれます。まずは動くこととはあらゆる角度から教えられ、生命しみわかりました。大きく動き、世界の平和実現へと動きます。先生が表現してくださる音とひとつに動けば良いだけとわかります。音はここから世界へと発せられていました。コンサートホールと一体となり宇宙まで届いていると感じる音が次から次へと生まれます。2部も「お見事」と感服し、終演となりました。三鷹のホールの先生の演奏は凄いです。もちろん、どこのホールでも毎回凄いと唸りますが、今日もここでより聴けない演奏に驚喜しました。

今日は、愛麗花ちゃんが机でお勉強をしているところを少し見させていただきました。丁寧に一文字一文字を書いている姿を見て、涙が滲みます。真剣に勉強している姿が健気で愛おしく、全ては未来へと向かっているのが見え、胸熱くなったのです。子供が教育を受ける場や環境を奪ってはいけないと強く感じ、難民となっている子供達が居ることを知っていながら、グズグスしていられないと自分に喝を入れました。知った限り、何もせずにはいられませんし、知った限り、悠長にやっている時でもなく、急がねばならないと感じました。ちょうど、今日、全ての見積もりがきました。これで救援物資を送ることに取りかかれます。皆様にもご案内させていただきますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

明日も三鷹の地にてコンサートがありますことに感謝します。ありがとうございます。

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