KEIKO KOMA Webサロン

気づき


京都応用コース、存在論に参加させていただきました。
神の話、人間の精神とは何かなど皆で考える場があることがとても面白く最も豊かな時間と感じ、ますます誰と生きていくか、どこで生きていくかの基準が明確になっていきます。先生のお話しをお聞きしていると、人間の存在の深さに驚きます。
応用コースでは、生活ができているか、という問いに一瞬耳をふさぎたいような気持ちとなってしまいました。できているとは言えないと、、思わず下を向いてしまいました。一番大事な家族とお聞きするも、本当に大事に生きているだろうかと考えました。よく先生の仰っておられることでもありますが、世間を気にし外には気を使い、身内に対してはぞんざいになっていく、そのように身についている自分自身に気づきました。まったく真逆であることを感じ、すぐにでも直すことが次々と頭に浮かんでいました。誰のために生きているかは、一番身近にいる家族が第一で、そこから周囲に派生していくことを今更ながら実感しました。このような基本がない状態で幸せを実現するなどもってのほかであったと、今更ながらわかり恥ずかしく感じました。その幸せな生活の基本に「気遣い」があることを存在論では考えました。ハイデガーのいう気遣い=Sorgeは、英語のcareと同じ意味であることをお聞きしました。そして英語のケアには、Loveの意味を含んでいるとお聞きしました。私自身ケアとは何か、ということは辞書を引いてみることもあり、ずっと考えてきたことでした。昔から将来何をやりたいかとノートに書くとき、一つはケアという言葉になるのでした。ケアという言葉から、介護の仕事を選択したのですが、しかし、介護=ケアではないと感じ、ケアが一体なんであるかという問いはずっと残していました。ケアとは、今日お聞きした気遣いであり、いだきで経験している愛なくしてケアはないことを知りました。そして感じるのは、足りていない自分自身の姿です。まず、一番身近な家族を気遣うことから見直すことをすぐに実践しようと感じています。当然それが介護の基本とも感じ、普段やってるつもりという偽善を直していける機会と受け止め即直すことを考えます。ありがたいことにたくさんやれることはあると感じ感謝が生まれます。
講座のお話しは多岐にわたり、ここではそこからの自分自身の気づきを表現させていただきました。ありがとうございます。

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比叡山より
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ミュージアムにて
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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて