比叡山への道
雲の向こうに見える淡くやさしい水色の空
空の向こうに心馳せる
幼い頃
母と共に眺めた夕暮れ空
昔この空を見ていた人はどこへ行ってしまったのかと
人間は何故生まれ
どう生きていくのか
死んだらどうなるのかがわからないと今日この1日をどう生きていいかわからないと生まれた不安
人との別れが怖くて
永遠の世界を求め生きはじめた人生
見たこともない色の空の色に浮かぶ三日月に
やさしい人の微笑みが見える
雲に隠れ
また顔を出し
また雲に隠れ
顔を出しと
お会いできるだけで嬉しく
微笑み生まれる
どんな時も心正直にあるがままに生きていきたい