KEIKO KOMA Webサロン

比叡山のお茶室にて


3月の始まりの日に、お茶室オープンおめでとうございます。この特別な機会にお招きいただき、ありがとうございます。緊張して朝を迎え、比叡山へと。高麗さんが満面の笑みでお迎え下さり、お部屋にご案内下さいました。お茶室へくぐり戸から入る時には何が始まるのかと面白くて。「魂」の掛け軸、先生の器、そしてとても可愛い活花、1つとなる空間。高麗さんが柄杓で淹れて下さるコーヒーは、初めていただくお味です。お湯が湧く音が心地よく、香りが格別に香ばしく、お味はまあるいお味です。「くつろぐ」という感じがします。ここには全てがあり、何もなく。この空間で新しい経験をさせていただき、真の自分で生きる始まりです。2番目のコーヒーとお菓子をいただき、大きなフカフカのお座布団に座り、みんなで先生のお話を伺い、高麗さんがマーブリングをされる工房とお茶室が両方あることが素敵とお聞きしました。本当に特別なことと感じます。この建物ができるまで、お水の処理のことや土砂のこと、いろんなことをクリアされ、満を持して完成なさったことをお聞きし、本当にこれから始まる時と感じます。マーブリングカーテン越しに見る工房の日差し、琵琶湖からの風とと共に生まれるこれからの作品。「高麗」の大きな文字を見ると、陣を張っている王様が座っておられるようです。お茶室は、訪れる人と年々豊かになっていくように材料も吟味され作られているとお聞きし、年月を豊かに生きる生き方を考えます。先生が作られた花瓶、器、高麗さんの書、活けられた花々を見せていただきながら過ごす幸せな時間。ビデオ講演会では、高麗さんがご自身でどんどんお茶室の準備をなさる運びとなら、妥協なく準備することができたとお聞きし、この空間の芯の通った感じがそういう感じなのだとわかりました。この空間に身を置くならば、自然に草履を揃え、みずから身を正すと。3番目のコーヒーと最中もとても美味しくいただきました。美味しいと、みんなで笑顔交わす喜びに今も心満ち足りています。明日は、迎賓館でコンサートに参加させていただきます。この身に起こる幸運に、先祖がどれほど徳を積んでくれたのかと感謝します。先生、高麗さん、本当に、ありがとうございます。

 

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幻のコグリョカフエにて
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最終の指示です。
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東京「高麗屋」ランチ