比叡山にて
夏のような気候の東京を発ち、比叡山に向かう道中は、四季を何回も経験したように感じ、比叡山に着いた時は何年も経ったように感じました。いつも私に語りかけてくれる星が輝き挨拶をしてくれました。ほっと心やすらぎ、長旅から帰ってきたように安堵しました。ロシアへ行く頃より、体調が不調であり、疲れを感じる毎日でした。昨夜は、疲労困憊となり、今朝も口から出てくる言葉は「疲れた」とため息まで出てくるほど疲れていました。その疲れも先生とお話することで、頭が整理され、比叡山に着く頃には、すっかり疲れがとれただけではなく、疲れを忘れていました。まるで新しい生命となったように、体感がまるで変わっていました。ありがたいことと心から感謝します。
途中、何度か疲れた、という言葉を使うと、先生はニューヨークに行ってきたからと笑っておっしゃいました。真にとついとうなずいてしまうほどに、実際はロシアへ行き、ニューヨークには行っていませんが、行ったかのような体調なのです。時差ぼけまであるのです。不思議な体感です。多くの方が限界にあり、苦しんでいることも我が身で感じています。早く先生のコンサートを開催できればと気持ちが急いてくるのです。が、同じに気持ちが急いている仲間に、苦しみを身に感じている時は判断を間違い、苦しむような結果を招いてしまうので、冷静になってから考えましょうと話したのですが、自分にも言っていたのだと気づきます。先生にご相談した時、自分でも感じていた通りの答えが返ってきたことで冷静に考えられる状態となっていました。人の苦しみを身に感じ、急いでコンサートを開催することよりも、全体を考え、根源解決につながり、未来を切り拓いていけるコンサートであることが自然とわかるようにコンサートを開催することが大切であるとは過去の経験により身に沁み感じたことであります。ニューヨークでの活動を考えることはとても未来を感じ、生命が躍動します。今日も何度もニューヨークにメールを出し、やりとりができることがとてもうれしいです。良い実りが生まれるように、最も純粋な気持ちで考え、どんな時も内面美しく生きることに徹していきます。
比叡山にお茶室が出来た時、これで世界へ行くことが自然の流れと見える道筋が見えたのです。行くよりないとも見えました。そして何度も表現させていただいていますが、お茶室にマーブリングの制作場を先生がご提案くださり、創って下さいました。私はマーブリングをする場所を創る気はまるでありませんでしたので、創る理由がわかりませんでしたが、世界一のブランド創りには必要と先生がおっしゃってくださったことがお茶室が完成した時に見えるようにわかったのです。お茶室にあるマーブリング制作場からは世界一のブランドが生まれるよりないとははっきりと見えるのです。今はその気ではたらき、世界一のブランドを創り、世界の平和実現の為に貢献できればありがたい気持ちでいます。世界の平和の為でなければ創る意味もありません。最近のビデオ講演会ではよくお話させていただいていますが、人類の未来を切り拓く先生のはたらきのお役に立ることが真の人生であり自分の我で何かをすることは真の人生とは言わないとは見えるようにわかることであります。
先生の誕生月の6月に、比叡山にてお茶会、迎賓館コンサートを開催させていただき、働きかけを受け開催を決めました仙台、弘前、盛岡での「高句麗伝説」へと向かえますことがとてもありがたいことと、比叡山の風に吹かれた時にありがたさが身に沁み、心から感謝しました。6月23日には時代も世界も変わると予感します。ただひたすらに内面美しく、と努め向かいます。ありがとうございます。