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死について


とてつもない二日間の「高句麗伝説」直後の「死について」、三鷹の地にてお話を聴けること、畏れとともに有難く、向かいました。とてつもない経験の後、自分の在りようが浮き彫りになる出来事に、ひとつのミスもあったら動けなくなってしまうこと、受けとめただします。そのことは「時間」とつながっていると、お話の中で気づいていきました。

仕事では「ケア」という言葉をよく使いますが、ほんとうに深いこととあらためて感じます。先生、高麗さんがなさること、まのあたりにしてきたこと、自分も家族もどれほど助けて頂いたか知れず、あらゆるすべての手を尽くし続けておられること心にあり、自分もあらためて真に探求していく気持ちです。人生さいごの機会に良い経験をする、時間の差をのばし違う時間に居ること。これまで訪問して家に伺い、どんな状況であっても共に過ごす時間、先生につながることからあきらかに状態が変わりやすらかになっていかれ、予告されてからかなり長く生き延びていかれる方が多いです。なくなったときのとても美しいお顔に、人間の尊厳、かけがえのない人生をおもいます。くしくも末期の末期でご依頼があり、関わって数日や、到着して間も無くなくなるということもあり、もっと早くから関われたらと切に感じることもありますが、どれほど魂は出会いたかったのか、たとえ瞬間でも先生とつながることの尊さ、先生のおはたらきにただただ頭が下がります。

人は必ず死ぬ、ということ。先生が死についてお話して下さるとき、人間のあらゆるすべて、死後のこともわかっておられるので受けとめていけると感じます。10歳の時に祖父が自死し、自分で死ぬことだけはしてはいけないと母に言われ、ではどう生きればいいのかと精一杯模索した先に、いだきに出会えました。自分では想像もつかない人生がひらけていきました。その後、姉、夫、父となくなり、生きていた人がいなくなるということは自分も生きていけなくなる程たいへんなことと身にしみてきましたが、真にわかって下さり先を創りつづけて下さる、先生、高麗さんがおられたので生きてこれたと感じます。先生と質問者の方との対話から、死のことはほんとうに深いことと感じ、自分の中に残っていたものもとけていき、家族の魂も、先祖の魂も、先生につながり救われ応援団となって助けてくれ今自分がここに在ること、今まで以上に実感しました。

NPOいのちの「デイサービスいのち」の開始が近づき、ひとが動いて未来へと新しい時間をともにすごし、しあわせにすごせる場、これまでにない場を実現・発展していくこと、スタッフそれぞれ資質を活かし成長して向かっていく気持ちです。知能上げていく未知なこれからに胸が広がり、楽しくなってきました。先生の即興演奏、要の「高句麗伝説」、「死について」、経験させて頂いた生命をいかしてまいります。

ありがとうございます。天田敬子

 

 

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デパートのエレベーター内です
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秋保大滝?