歴史の中の今
高句麗伝説の中日に東北センターでの一日があり、自分勝手や新しい空間に合わない所は僅かにあっても辛いだけで誰もが変わる事が出来る今が最大のチャンスと理解深まるばかりです。
静寂で温かい東北センターでの先生と高麗さんの語りがいつも世界に轟いています。先生の音の話に今の全てが映し出され、最近の更なる音の進化は自然に近づき自然そのものの表現を可能としている事に深く納得しました。昨日は音を聞いている意識は無く、自然の木々や光や風を楽しみ新しいエネルギーに触れ、高麗さんの詩に集中するひと時でした。初めての体感が深緑の光となって命に残るままに講座をお聞きし更にリアルに息づきます。初めての体感を初めてのまま、受け止めて、命そのものになっていくことは生きて進化する経験となる感動があります。
高麗さんの二つの講演会にて、歴史の流れの中で一人一人自分の存在を見出せる講演会なのだと分かりました。出自や運命からではなく、自分が「何故生まれどう生きるか」そのものを体感し見いだせる機会なのです。「1300年前の同胞」という一言に只々真理を感じて胸が開き涙が零れるのでした。本当の言葉や歴史に出会えて嬉しいという喜びが、意味付けを必要としない盛岡の地では毎回こみ上げるのです。
今日も誠に有難うございます。