歴史のロマンの風が吹く内面の旅
第一部 「源泉」
命の力のもとの意味です。なかなか意識の上にのぼってきません。様々な慣習、或いは制度により、ある枠組みの中でより活用できませんでした。あっても同じことを反復するだけ。機械文明が先行し、ますます「源泉」は隠されます。便利になったわりには心身ともに疲弊してしまいます。内面性を問う所以です。個々人の「源泉」のエネルギーを今や早急にとりもどさなければいけません。
第二部 「内面への旅」
何もないようで、いきいきと沢山の生命が満ち溢れている内面です。この世に生を受けて経験した内容はもちろん、どれほど長く生きていてもこの豊かな内面をあらわしきることはできません。神話に満ちています。我々が知らない途方もないほどの今までのこともあり、宇宙といってもいいほどの広大な世界があります。愛に満ちています。内面といっても頭脳もふくみます。少しばかり頭脳を整理すれば、これほど素晴らしい「内面への旅」が、実際の旅を通して経験するでしょう。
なんて素敵なロマンあふれる内面の旅であったでしょう。生きてこのような経験ができますことに今日も言葉に表現しつくせぬ感動、感謝でいっぱいです。コンサート前に幻のコグリョカフェにてお越しくださいました方々の内面を見させていただき、詩を書かせていただきましたので、自分だけではない内面まで見えるコンサートの経験でした。感動の涙に暮れました。第一部では、今日も子守唄を歌っていただいているような体感となり、緊張がとけ、心身がすっかり安堵しやすらぎました。繊細で清らかなあまりに美しい音に生命の深奥に輝く真の光を表していただいていると感じ、心の底から感謝しました。それも世界中の人の生命の深奥に輝く真の光を引っ張り出し、表してくださっていると見えたのです。いだき講座で運命を解放していただき、母の体内に発生した瞬間の光を私は真の自分の光と表現させていただいていますが、先生はこの光を表現し続けてくださっていると感じ、一気に世界を変えていくはたらきに頭を垂れます。世界は変わると見えました。これ以上尊い生命が犠牲になることはあってはならないと祈りながら聴かせていただきました。一人一人の真の光が現れれば、世界は変わります。あらわるように真の光を受容し続けていただき、表現し続けてくださいました。心身癒され、空間とひとつである生命を取り戻しました。それも世界中の人につながる光を表現していただきましたので、世界に伝播していると見え、安堵しました。「源泉」を取り戻しました。
第2部は、はるかな旅をし、ロマンの風に吹かれ、最高に心満たされました。朱蒙様が登場され、高句麗のはじまりの息吹に触れ、生命躍動し魂震えます。国創りの香りがし風が吹いています。高句麗建国のエネルギーに満ちていました。この風に吹かれているだけで幸せでした。ある場面で、はるかかなたにつながる空間に突然生まれた生命が見え、感じました。私が母の胎内に発生した瞬間とすぐにわかりました。身震いしました。「私が生まれた家は、高句麗を建国した王の血を受け継ぐ家でした。」と物語を読むように言葉が生まれてきました。この言葉が生まれた瞬間、高句麗魂が一斉に涙し、咽び泣く声が聞こえ、鳥肌が立ち放しとなりました。いつもの癖でこのようなことは自分の錯覚かもしれないので、そのまま表現してはいけないと自分を制する意識がはたらきましたが、高句麗魂の咽び泣く様子を肌で感じた時、自分の愚かさを恥じ、今日は「内面の旅」をさせていただけますことに涙があふれる程うれしく、感謝でいっぱいとなりました。国を創っていく時の光満ちる時の美しいエネルギーあふれる光景を見ているだけで幸せでした。そして、国が滅ぶというとんでもないことが起こり、国を去り、荒波を乗り越え、日本の地にたどり着き、亡命したのです。人間の人生で考えれば、取り返しがつかない悲しみ、痛手を負っています。亡命とは命亡くすと書きます通り、生命亡くすと等しい悲しみを経験し、先祖は1300年を超えても運命とし歴史を受け継ぎ、人生においてこの痛手を負う歴史を繰り返すように生きてきたのです。多くの魂は煤をかぶり、やがて魂隠すようになり、名も名乗れずに、魂を表せずに生きてきたのです。幻のコグリョカフェにて書いた詩が心に浮かびます。「名を名乗り」ということは出自を名乗るということです。このことができずに、生きてきたたくさんの魂が涙しています。また高句麗人であることを名乗れずに、引き裂かれていった魂は、1300年を超えても会えることはなかったのです。が、先生が誕生し、先生に出会うことで引き裂かれた魂も再び会えるという奇跡が起こったのです。私が見えるがままを受け止め、涙し演奏をお聴きしていると、たくさんの魂が現れます。高句麗伝説に向かい真に魂総動員となっていることに魂震えます。胸の内で、「一斉に集え。我が同志よ」と叫んでいました。この叫びは届いているのです。魂はあちこちから集ってきました。魂は懐かしい香りに呼び覚まされ、目覚めます。多くの人は魂の香りに誘われ、出会えるのです。私が魂表し生きていければ香りとなり風となり、魂との出会いが生まれます。魂失われ、亡国の危機にある今、魂表わし生き、魂目覚め、蘇る動きを作っていくことは日本の為になると見えました。昨夜講演会後に残った方々と話している時にこれからの動きについてご提案いただきましたことは全て行っていくと決めました。私は魂表わしていきます。詩を書き、配布することもやってみます。今後なすべきことまで見え、悲しみが愛と変わる内面の旅をさせていただき、とても感動しました。歴史のロマンの風に吹かれ、大宇宙の中心に輝く魂が現れました。2000年の旅をさせていただき、生きる次元は永遠となります。コンサート後に先生は「高句麗伝説」は伝説なので神話というお話を伺い、深く合点がいきました。内面には神話があります。次元を超える旅ができ、生きてこのような経験ができましたことに夢を見ているようです。自分の生命が発生した瞬間が見え、高句麗の歴史を受け継ぐ人生を生き、生命途絶えそうな時、先生に出会え、歴史を受け継ぐ人生から解放され、真の光を表わし生きる人生となったのです。そして、隠し、隠され、名も名乗れずに生きたたくさんの魂と再び出会える時がきたのです。これほどのロマンがあるでしょうか。それも現実に起こっているのです。もっともっと出会えるように私は魂を表していきます。先生がおられる今だからこそ、2度と会えない悲しみを背負い生きてきたたくさんの魂と再会できるのです。夢のようなロマンが実現できるのです。この人生を、何より先生のはたらきを世界中に伝えていくと今日も強い意志が立ちます。必ず伝えていくと、この世に発生した瞬間からの内面の旅ができた今は、その為に生まれてきたと確かな感覚があります。やっていきます。
幻のコグリョカフェは、3時半ジャストに最後のお客様がお帰りになりました。スタッフにアイスコーヒーを淹れることができ、お礼に魂の詩書も書くことができ、美しい時間の流れとなり感謝しています。お越しくださしました皆様とも美しい時間の流れを経験させていただいた故に最後まで美しかったと感謝しています。ありがとうございます。
そして京都ロームシアターにて、皆様にお越しいただき、心よりありがとうございます。夢にも見ることのできなった経験を皆様と共にさせていただけます人生に深く感謝します。そして先生でなければ表現できない奇跡を皆様と経験させていただき、勇気あふれます。京都では11月26日に京都コンサートホールにてコンサートがございます。コロナ禍よりなかなか満席にすることができていませんが、必ずやっていく気力はあり続けます。やれるまでやり続けます。皆で魂表し動いていきます。ありがとうございます。