KEIKO KOMA Webサロン

正しい問い


狛江での応用コースをありがとうございました。

自分は普段から正しい問を設定しているだろうか、と振り返るきっかけを頂いた内容でした。正しい問いの設定が重要であるとは一般的にも言われることです。しかし、何をもって正しいとするかについてはこれまで聞いたことはありませんでした。今回の講座では、「自分とは何か」という疑問なしに自分のことがわかることはない、というお話しがあり、自分の存在を問うこと以外に正しい答えはないと感じました。そのことが、例えば、ハイデガーのように、他の人達とは異なる問いの設定に繋がるものと感じます。そして、より具体的な問いを設定する際にも、自身の存在や本音を源として生まれてくるもの以外には無く、思いや意識では動かないものと感じました。さらに、物事の実現には、「問いの答えを導くように動く」ことが重要ですが、ここでも問いの正しさが大前提となることを再確認しました。

そして、新たな問いは、本音に裏打ちされた、日々の成長の悦びや発見の中から生まれるものと感じました。現在、農業という新しい分野で、日々新たな経験をしています。肉体労働が中心なので、これまで経験してきたデスクワーク以上に、頭の働きに加え体の動きの良し悪しにより実力差が表れやすく、現時点では、高校や両親の家業を通じて農業を学んできた10代の若者たちから学ぶことが多い状況です。しかし、彼らとの比較により能力や実力を競っても、未来はないと感じます。むしろ、自らに集中し、繰り返しの単純作業の中からも、問いと発見を通じて、自身の日々の成長と悦びを得ることで、自ずと次の問いが湧いてくるものと感じます。本音を源とする問いこそが、正しくもあり未来からやってくる問いであると今回の講座を通じて感じました。

ありがとうございます。

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六本木本社にて
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迎賓館より
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古の月夜