次々向かう時
講座の前後を含めて、多くのことを考えた一日でした。「死について」、ビデオ講演会公開収録に参加させていただき、誠にありがとうございました。
葬儀の場では、その人がどのように生きてきたかがすべて現れます。葬式の有無に関わらず、必ず手続きが必要であります。長年にわたり、その光景を目の当たりにしてきました。亡くなった方の生き方だけでなく、人と人との関係や家族の在り方も、すべてが恐ろしいほど露呈します。しかし大半は、当事者も気付かず、指摘する人もいません。そんな蓄積が今の危機状況を作ってきたとわかります。多くの宗教司式者と接し、いだきでの経験を積ませていただく中で感じること、言いたいことは数多くありましたが、どう表現すれば良いのか分からず、悶々としていました。
常に本音で生き、本音で話されます いだきしん先生ですが、あらためて「これが本音」をお聞きし目が覚めました。講座直後で即興のご講演にも関わらず、高麗恵子さんの美しく愛のある表現に感服しました。自分の経験をよく整理し、適切に表現できる道筋が見え感謝申し上げます。一日を通し、自分自身に対して甘すぎたと自覚し、改める機会を得られました。魂の悲願を実現するため、瞬間瞬間を大切に生きてまいります。
「多賀城コンサートのことについては明日話す」とおっしゃった先生のお言葉に胸が熱くなりました。
盛岡でも、皆で活動させていただき、心より感謝申し上げます。