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桐箱のことば


今日もとても澄んだ青空が美しい日でした。朝は真っ白な雪をまとった富士山に会いました。近くのご神木の欅はすっかり葉を落とし少し寒そうにも見えます。気持ちが鬱々とするとき、ふと会いに来る時があります。もう何百年とここで色々な出来事や人間を見てきたでしょう。太くこぶがあるその姿を見ると、自分の小ささを思いしり、自分の悩みなんてどうってことないなという気分になります。なんだか安心します。

我が家には、毎年お正月に頂戴していた桐箱が飾ってありますが、気がつくと、「い」から始まる言葉が多いことにある日気がつきました。「い」はこころ。生きるも、いのちも、息ぶきもすべて「い」の言葉。こころが中心と教えていただいているように、「い」のつく桐箱を今日も眺めます。
今年頂戴した桐箱の言葉は、「一心」。仏教用語で、宇宙の事象の基本にある絶対的な真実、通常は、二人以上の人がが心をひとつにすること、ひとつの物事に集中した心とコンサートメッセージにありました。今の時代を乗り越えるのにとても重要な言葉と感じます。
人と話をして先に進んだり、気がついたりすることがたくさんあります。今は色々な課題に一心に取り組む時なのだと考えます。桐箱を見ていて力が湧いてきました。
今日もありがとうございます。
後藤美香

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