根源の情緒
朝からALSの方の介護でクタクタになりつつ、半ばボーっとなりつつ、 DNAまで変わってしまえ、とばかりに 「細胞さんたち よろしくお願いします」と願いながら 三鷹にやってまいりました。
ほとんど何も考えられない頭で、ひたすら先生の音の響きを、こちらの身体に響かせて聞かせていただきました。なんて心地よい音、なんて美しい音、なんて魅惑的な音、骨の髄まで幸せ、ひたすらすごい。
存在は愛。存在するもの全ては愛から生まれた。。生まれた後 ねじれ不具合出ても どんどんすすむ、流れていく、変化し続けていく、なんとなればいったん死んでも生まれ変わってでも 先へ行きつづける 進化し続けていく。
突然、胸の裡が自分を放棄。。宇宙空間そのもの。。
なにこれ?という経験でしたが、何もなくてひたすら心地よい(よいという感覚すらない)経験。大自然、という言葉が出てきたので、この状態を、今まで自分は大自然、と名付けていたのかと思いました。とても懐かしい感じ。 …本日、先生が舞台に出てこられた時、お召しになられていたお着物がなぜか妙に強烈に懐かしい?と感じ、どこで出会ったんだろうと思っていましたが、大自然の中に、あるいは大自然を現わした日本の美術作品の中で この感じに出会っていた香りが思い出されました。
先生の演奏は 大自然の中のあらゆる場面の豊かな豊かな 情緒。
計り知れない美しい響き。
ひたすら無限のすごさ。
螺旋状に響きながらすさまじい渦の展開。
地響き広がってすさまじいエネルギーが大地に満ち。
透明な光がキラキラ満ちて壮絶な空間のかがやき。
この凄い音は いだきしん先生そのものでもあり。
この音に合わせて手拍子というのは畏れ多いことでしたが 現場に居合わせて手拍子に参加させていただき まことにありがとうございました。
また、あらためて書き込みにて高麗さんの文章を拝見し、言葉によって考えていける大変貴重な機会をいただいております。毎回のことながらいつもありがたいです。特に今回の2部のメッセージについて、イエスの十字架以降、言葉が 愛なき言葉になった ということが、なんだかピカーッと光に照らされたような衝撃です。ありがとうござます。