栗とチョコレート

コンサートの帰りに、
綺麗に並んだチョコレートの箱を開けて、
好きなのどうぞ。
と声をかけてくださる受講生の方と出会いました。
仲間と2人、目がキラキラしました。
あまりに綺麗で嬉しくて、
考える間も無く手が出でいました。
チョコレートは、
ふくよかな栗を包んでいました。
口に入れると、栗とチョコレートに出会ってきた大事な人生のターニングポイントにタイムスリップしました。
コンサートの経験は、その方の存在からも、
未来へと映していただいていました。
又、六本木高麗屋さんの地下ギャラリーでの高麗恵子先生のビデオ講演会での経験が生命の詩となり、救け導いて下さっていた事に頭が下がりました。
いだきしん先生　高麗恵子さんに出会っていなければ、
両親　亡き義母　祖父母　曽祖父母　その又、向こうの向こうまでも根源から救われる事はありませんでした。
今の時代に命を託された私になるまで、親族一同報われる事なく、彷徨い、又次の子も同じ運命を生きる事になっていた。生命に受け継がれている悲劇を越えさせてくださってきた瞬間瞬間がコンサートであり、講座であり、高麗恵子先生　いだきしん先生の存在。自分の頭の上に被さってきた蓋を開いていただきました、
この度の府中の森芸術劇場。
真の人生劇場。
いだきしん先生の3日間連続のピアノとパイプオルガンの
コンサートでした。
動いている心臓の鼓動。
静かに存在する肝臓。
食欲を満たし喜びを超越していく胃。
代々受け継がれてきた脈々と流れる血液。
命の危機を乗り越えてきた脳。
いのちが途絶えず私の中にあるいのちの声。
そして、生命の声に反し人に迷惑をかけてきた、
自分の身勝手な言動。
コンサートを経験させていただいた、
生命はとてもシンプルで自分の事がわかりやすいです。
私の崩れ落ちた土台は、高麗先生　いだき先生のいらっしゃる場で基礎工事を初めさせていただける可能性に出会わせていただきました。どの様な身分であれ、御先祖様に頂いた名前の尊さに感謝致します。全てに感謝致しまして、本日は、奈良から飛び出してきた仲間と2人、表参道の高麗恵子さんのスカイロケットセンターに行かせて頂きまして、明日の「本音で生きて下さい」御講演は、来年の高麗先生の御誕生日の頃にしゃくやくが満開に咲く事を楽しみに大和郡山で御新規の方と拝聴させていただきます。亡くなって1400年経つ聖徳太子様の作っておられたそのものが、実際の発掘調査により再現されようとしています。
先立ちましては、平城京の南門が完成しています。
昨日の高麗先生の御声ではじまり、いだき先生のコンサートの音が、秋の日本を優しく包んで下さっているように想像できる事が自分の希望となります。
ペルシアの器の御写真を展示いただきました場を浮かべる事ができました。綺麗な道をつけていただきながら、道を踏み外し、間違えていました。大変申し訳ございませんでした。
2日目のコンサートを経験させていただいて、大感謝して仲間と二人帰ろうとしていたところ、スタッフの方々に駅で声をかけてくださり3日間参加させて頂けました。まことにありがとうございました。肝心要で隠れてしまう、過去に乗り越える事のできなかった癖を乗り越えれるように、土台作りを栗とチョコレートの記憶を持つ私にお願いします。
まことにありがとうございます。

梅本佳代