東北センター３日間をありがとうございます。

3月31日盛岡コンサートに向かう東北センター３日間の初日ををありがとうございました。
「本音で生きて下さい」講演会は高麗さんの生命の声、語りに生命のふるさとを感じ、まさに本音にかえっていく場でした。世界を巡ってこられた実績の映像が映しだされて、先生、高麗さん、その存在感が迫ってきます。「先生のコンサートは単にコンサートではなく、人間とは何かを探求して答をみつけた方が演奏していることだけわかっていただきたい、人間とは何かの答を演奏であらわす、、」との高麗さんの言葉がドンとはいってきました。日本にその方がおられると。新コロナウイルスだけではない出口のない閉塞感に覆われつづける日本に、このコンサートが必要である意味が伝わってきます。
スペインドキュメンタリービデオの上映会では世界のどこに行っても誰に会っても一貫した高麗さんのお姿がありました。内面が美しいことが平和な世界を創ることをあらわす作品展、そして、内面をひらく先生のコンサートを開催していますと。スペインコンサートの模様は圧巻でした。
ビデオ講演会では、10歳の時アフリカの子供達が生きられる世界を望んだ、高麗恵子さんの原点にふれました。ヨーロッパよりもアフリカがオリジナルとのお話もあり、アフリカの素晴らしさを伝えるコーヒービジネスの人生のストーリー。フェニキアの女王エリッサと呼ばれる高麗さんだから地中海をはさむヨーロッパとアフリカ、さらにアジアもひとつにしていけることを感じ、ありえない希望があることに身をただします。今、新しいはじまりの時をありがとうございます。堤　康晴