東北の地にて

高句麗伝説に初めて参加したのは青森でした。縄文の空気、エネルギーに触れたくて、丁度青森に出向いていた時、友人から高句麗伝説と言うコンサートがあるから来てみないかと連絡があり参加したのです。私は以前から各地の遺跡を回り、風の音を聞き空を見上げ木々を見渡し当時に想いを馳せておりました。そんな中ずっと願っていた。青森に出向くことができたのです。様々な縄文土器に出会い、なんとも自由で豊かな暖かさぬくもり、優しさ強さを感じ、体温まで感じるほどでした。青森の遺跡には豊かな空気が漂い人々の声まで聞こえるほどでした。火焔土器はまるで生き物でした。今も生きてるかの如くに温度を感じ、壮大なエネルギーは宇宙かと感じるほどに実物を見たときの衝撃は凄まじいものでした。岡本太郎氏が縄文土器から受けた衝撃もわかる気がしたのを覚えています。
その縄文の衝撃の後に初めて参加した青森での高句麗伝説にて初めて東明王様に出会いました。国を創り出す壮大なエネルギーは熱風となり体を突き抜け、これから先を生きるため、このエネルギーに出会いたかったんだと震えながら感動したのを昨日の様に覚えています。青森での経験は私の核となる経験であったと盛岡仙台のコンサートを経験させていただきはっきりいたしました。
先生が東北にて恋焦がれた縄文を表現してくださるなんて夢の様です。盛岡での無に始まり縄文の心、魂のコンサートにて、美しき炎のごとき縄文のエネルギーに出会い、すべては自分の内ありひとつで生きた縄文人の息吹に、宇宙も神も内に在あるとやっと体で理解し始めています。
内を探求したら生命の発生から進化、宇宙の始まりさえわかるかもしれないとワクワクが膨らみます。
仙台にて進化し持続されていく生命。人間とう存在の神秘への興味は尽きることなく溢れてきます。
全ては内にあり現実は内が創り出していると理解した時、今までの悩みや嘆きなどはなんてつまらなく意味のない事だと霧が晴れました。いま今と先よりない縄文人のなんと豊かな感性でしょうとこの度の東北でのコンサートの喜びはまだまた尽きません。何より現わされる先生の凄ささへの驚きは毎日増大しております。先生、高麗様に出会えて心から嬉しいです。いつも幸せをありがとうございます。本日は焙煎に伺わせていただきます。