東北の地にて新しいはじまりをありがとうございます

10月1日。東北センターにて、応用コース、存在論、ビデオ講演会に参加することができました。先生、高麗さん、まことにありがとうございます。このたびあらためてお聞きした「疎外」と「アノミー」のお話は、今の社会全体を覆うこととして、我が身のこととして、衝撃を受けながらお聞きしました。本当の自分がわからなくなり状況に翻弄され誰がいつおかしくなってもおかしくない、そういう危険な状況に今の社会全体があること、その中で生きている自分自身も常にその危険があり、物事が動かない進まない健康が崩れていく元になっていると痛感いたします。そして、このような状況になればなるほど強力に浮き上がってくる、いだきしん先生の存在、がありました。まさに自分という自然 Nature 本性を回復してくださる存在です。「自然のまま」と、言葉にすればたったそれだけのことが、皆それができず疎外され人生を苦しみます。かつて先生のカウンセリング講座に参加させていただいたとき、真のカウンセリングは人生相談ではなくクライアントが本当の自分をとりもどしたら終了、とお聞きしたことがありますが、先生に出会う瞬間、まさにそれが起こります。日本と世界、今の社会に生きる誰もが必要な出会いなのだと、感謝と共に感じました。
ビデオ講演会を、高麗さん、ありがとうございました。どんな時も、いのちの御声、いのちの言葉を、語りかけてくださり、ありがとうございます。多賀城コンサートのメッセージの高麗さんの御声をお聞きした瞬間も、感じたことです。日夜ひたすらに人を助け尽くして生きておられる方の御声は、聞いている側のいのちに染み入るようにとどきます。きのうのビデオ講演会も、即興詩も、ただ感謝の気持ちでいっぱいになりました。
先生。高麗さん。このような御方が地球上におられたこと。そして出会えたこと。奇跡の恵みです。
10月1日。特別な日を東北の地にてお二人のお話をお聞きでき、新しくはじめます。まことにありがとうございます。堤康晴