東北のエース
石巻や今まで行ったことのない被災地に行き、復興支援の道を見つけたいと結工房にてスタッフに話しました。昨年の年初めの寒い頃でした。すぐにスタッフは石巻や女川、南三陸町に行商に行き始めました。行商の日報を読んでいると、何という良い出会いがあり、人とふれあい、ぬくもりある仕事であるかと感動していました。自転車にリヤカーを繋ぎ行商していると聞きました。今日結工房でリヤカーを初めて見せて頂きました。大変素晴らしい自転車とリヤカーで感動しました。
初めて見たのは写真で見たのですが、雪の日に白い雪面に赤い自転車とリヤカーの写真を見ました。雪道は滑りやすく困難であったという書き込みでした。こんな雪の日もリヤカーで行商しているのだと感動したのでした。色々な流れの中で 石巻にて作品展と講演会をさせて戴く巡りが訪れました。1日目の作品展の夜は二人のスタッフが当番で残ったのです。一人は石巻を開拓したスタッフと、もう一人はビデオ講演会を時折撮影してくれるスタッフです。昨日の石巻の講演会場の楽屋にて、わずかな時間ビデオ講演会の収録だけをさせて戴きました。その時に撮影してくれたスタッフがその日のことをポツリポツリと話してくれました。石巻を開拓したスタッフはスマホの地図に購入してくれたお客様をハートマークにして、たくさんの人に買って頂いているということを話してくれました。
そして朝9時から夕方6時まで、お昼の食事もすぐ動けるように考えながらずっと動いていたということを教えてくれました。私は売上の結果がいつも素晴らしいので、よっぽど動いているのだとは感じていましたが、その話を聞き本当に素晴らしいことだと感謝の気持ちが溢れました。ウクライナの方に出会ったのもそのスタッフです。作品展になかなか入って来られる方がいらっしゃらないので行商に出たというのです。その時にウクライナの方に出会ったというのです。ウクライナの方は、keikoさんに会いたいとおっしゃり、私を待っていてくださいました。戦争が終わったら、キーウでコンサートをしてくださいとおっしゃいました。仙台でのコンサートにいらっしゃる事になりました。
そして昨日の講演会は満杯でした。受講生の方もたくさんお越しくださいました。このような結果になったのはスタートから今までの動きが実を結ぶ現れと感じ、私は心から感謝の気持ち溢れます。カメラを撮ってくれたスタッフは一言「東北のエースですね」と言いました。私もそうだと頷きました。講演会では自ら司会を務めたのです。
エチオピアの支援活動でありますコーヒーや、東北の復興支援として作りました結工房で作ったグルテンフリー、低糖質のお菓子を行商しながら、本音で生きる生き方を伝え、先生のコンサートへと繋がる道は真に国創りの道であると、昨日ほどはっきり分かりこの道の先は拓かれると見えたことはありません。皆で力を合わせ共に動けましたことは、かけがえのない喜びです。チラシ配布から呼び込み、ギャラリーの設営から接客、講演会の準備全て皆で力を合わせてやってきました。こんなに楽しいことはなく、生命躍動することはありません。夜には身に受けたものが苦しく先生にお世話になりました。講演会にお越しくださった方は、生きていてもしょうがないと思うことが多いとおっしゃいました。私が東北の地でいつも聞こえてくる声が「生きていてもしょうがない」です。たくさんの人がそのように生きていらっしゃるのです。先生にお会いする道が救済と身に沁み分かります。これからも皆で力を合わせ先生に繋がる道を作り、日本の未来を作り世界の平和まで実現できますように、ただ活動していきたい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。